モデル・中島沙希さんが結婚を機に手に入れのタイトルイメージ

モデル・中島沙希さんが結婚を機に手に入れた宝物、そしてジュエリーストーリーを公開!【ウェディングリングSNAP vol.23】

おしゃれな人の結婚指輪とそのデイリーのスタイリングをキャッチする「ウェディングリングSNAP」連載がリニューアル! 魅力的な人にフォーカスし、結婚のストーリーやリングへのこだわり、日常のコーディネートやライフスタイルまで幅広く深掘り。その第一弾として登場するのは、モデルの中島沙希さん。結婚を機に迎えたという愛犬・ノワールくんとともに、人生が一変した結婚後の生活を語ってくれた。

旅先で出合った貴重な伝統工芸品が婚約の証に

モデル・中島沙希さんと愛犬ノワールくん。旅先で出合った貴重な伝統工芸品が婚約の証に

笑顔でカメラ目線を決めてくれたのは、愛犬のノワールくん。手前には、ゴージャスなエンゲージメント・ネックレスが。

モデル 中島沙希さん(@saki_nakashima

雑誌や広告を中心に、国内外で活躍するモデルの中島沙希さん。プライベートでは約1年半の交際を経て、2023年9月にフォトグラファーの島津明さんと結婚。出会いの場となった撮影現場は、今でも鮮明に覚えているという。

中島さん:「体力勝負の現場でみんなが疲弊していた中、誰よりも声を張りながら盛り上げている彼を見て、その気迫と男気に他の人にはない生命力を感じました」。

お互いを知るうちに、ふたりともスマホの待ち受け画面が“真っ黒”だったことや、日頃から黒い服しか着ないこと、出身地が福岡県と滋賀県で会話のテンションが似ていることなど、さまざまな共通点を発見!  意気投合してからはスムーズに交際がスタートしたのだとか。

モデル・中島沙希さん。プロポーズ後に、婚約の証となったネックレスを身につけてセルフィー。

プロポーズ後に、婚約の証となったネックレスを身につけてセルフィー。黒いロープにゴールドの植物モチーフや球体が連なる、エキゾチックなデザインに魅了されたそう。

結婚を決めたのは、交際から約1年半後。中島さんの誕生日祝いに訪れたステイ先のホテルでプロポーズをされたとか。
「つきあった当初に訪れたアマン東京での体験を振り返り、私の誕生日旅行として海外のアマンリゾートに行くことに。行き先は、せっかくならばと世界遺産のボロブドゥール遺跡がある、インドネシアのジャワ島に位置するアマンジウォにしました」。
心地よい時間を過ごし、チェックアウトの時間にパートナーからのとっておきのサプライズがあったという。
「アマンジウォにはラグジュアリーなジュエリーブティックも併設されていて、ステイ中に素敵な伝統工芸品のネックレスを見つけて欲しいなと思っていたんです。彼は指輪を現地調達しようと目論んでいたそうなのですが、プロポーズとともにそのネックレスをプレゼントしてくれたんです。その後に話を聞いてみると、いつも生活している場所では照れくさいので、日常から遠く離れた海外でプロポーズすると決めていたそうです」。

婚約の証となった、エンドパーツに施されたタッセルも印象的なネックレス。のちに購入したシハラのゴールドの結婚指輪とも相性抜群だ。

エンドパーツに施されたタッセルも印象的なネックレス。のちに購入したゴールドの結婚指輪とも相性抜群だ。

プロポーズから約1年後には、東京国立博物館内の法隆寺宝物館にて、史上初となるインディペンデントな結婚式を挙げた。スタイリングやヘアメイクは、ふたりが出会った日に撮影現場にいたメンバーが担当。「ウェディングドレスは白と黒の2色を用意し、夫が選んでくれたトム フォードのブラックドレスに、このネックレスを身につけました」。
門出を祝福してくれた家族や仲間に囲まれて、ともに思い出を刻むことで、婚約ネックレスがより大切なお守りのような存在になったとか。

ソリッドな輝きを放つ、自分たちらしい結婚指輪

リムアークのブラックドレスをまとった、モデル・中島沙希さん。ワードローブの大半は黒をしめるそう

基本的に“ブラック”がワードローブの大半を占めるという中島さん。この日は、リムアークのドレスをまとって。

モデル・中島沙希さん夫婦の結婚指輪はシハラで。自由に選んだものの、幅が異なる同じタイプに。

マットなテクスチャーのマリッジリング。シハラらしい無駄を削ぎ落としたストイックなデザインが、夫婦の美学にも共通している。

そして結婚指輪は、プライベートでも交流があるというシハラのデザイナー、石原勇太さんとも相談しながら選んだという。中島さんはイエローゴールドの地金の内側にさりげなく一粒ダイヤモンドをあしらったデザインを、パートナーも同色のリングに一目惚れ。太さは異なれど、息の合うふたりならではのセレクトに。

「一度だけサイズを小さくするお直しにも出したのですが、購入後のケアもスムーズ。これからも末永く愛用していけそうです」。

モデル・中島沙希さんの手もとスナップ。レポシを象徴する2連リング「ベルベル」も結婚指輪と同じゴールドを選び、少数ながら華やかな組み合わせ。

レポシを象徴する2連リング「ベルベル」も結婚指輪と同じゴールドを選び、少数ながら華やかな組み合わせ。左手:(薬指)マリッジリング/シハラ 右手:(薬指)リング/レポシ

かつてアクセサリーはシルバー派だったという中島さん。マリッジリングを身につけるようになってから、日常使いのジュエリーも変わってきたと語る。

「結婚指輪をペアにするというこだわりはなかったのですが『歳を重ねてもゴールドが似合う人って、かっこよくない?』という意見は一致して。色を統一するのが好きなので、手もとはゴールドでそろえることが増えました」。

この日は、華奢なゴールドリングの存在感を際立たせる黒のワンピースをまとい、ミニマルかつリラックスしたムードに。「普段から自分のスタイルに合うオールブラックが多く、ラクにはけるスカート率も高め。リムアークのワンピースは、エレガントな風合いとシルエットが気に入っています」。

結婚を機に、生活面にも大きな変化が

モデル・中島沙希さんと愛犬ノワールくんがじゃれあう日常。もともとは犬アレルギーだったのだとか!

「ノワールという名前は、フランス語の『黒』にちなんで名づけました」。ワンピース/リム アーク

結婚後は生活面もガラリと一変。その中でもいちばん大きいのは、元保護犬の愛犬・ノワールくんの存在だ。ペットを譲り受ける条件として単身者をNGとしている施設が多く、犬好きなパートナーたっての希望で迎え入れたとか。

飼い始めた当初は舐められるだけで赤くかぶれたりしていたけれど、魅力に取りつかれていったそう

「実は、犬や猫のアレルギーを持っていて、動物との触れ合いは一切してこなかったんです…(笑)。飼い始めた当初は舐められるだけで赤くかぶれたりしていたけれど、徐々に耐性もついてきて、犬の魅力に取りつかれていきました」。

今は、パートナーがリノベーションを施したミニマルな空間の家で過ごす、犬との時間が大切、と語る中島さん。「結婚後に生活環境は一変しましたが、新しく世界が広がったことがうれしい。ただ、身につけているジュエリーや洋服は信頼する知り合いのブランドのものだったり、結婚記念日には家族ぐるみで仲よしな友人たちと一緒にお祝いをしたり、大切にしたい軸はずっと変わらないですね」。

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