女優のアンジェリーナ・ジョリーやジェシカ・アルバ、グウィネス・パルトロー、ケイト・ハドソン。さらに、モデルのジゼル・ブンチェンやミランダ・カーなど、多くの美女が実践している砂糖抜き生活。セレブ御用達のドクターが「砂糖中毒から脱するための方法」を提唱し、話題に。
シュガーフリーな食生活で知られるグウィネス・パルトロー。
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セレブ御用達ドクターのフランク・リップマン博士によれば、砂糖には中毒性があり、過剰にとり過ぎると肥満や糖尿病のリスクを高めるだけでなく、エイジングや慢性疲労、免疫力の低下を引き起こすという。また世界的に見ても、WHO(世界保健機構)が砂糖を大量に使った飲料への課税を提言したり、アラブ首長国連邦では大臣が「30日間砂糖断ち#30DaysWithoutSuger」運動を提唱するなど、砂糖のとり過ぎを見直すムーブメントが起こっているのだ。セレブ御用達のリップマン博士。Photo by instagram@bewellbydrfranklipman
とはいえ、砂糖の甘い誘惑に勝つのは至難の業。そこで、リップマン博士は下記のようなメソッドを提案している。
セレブ御用達ドクターの【砂糖中毒から脱するためのの方法】
・こまめにに食べる
1日に3回の食事と2回の軽食、または5回の少量の食事を食べる。こまめに食べることで、血糖値が低下にともなう空腹感を遠ざける。
・加工されてないものを食べる
食べ物が元の形に近いほど、砂糖を使った加工が減る傾向に。果物や野菜などはなるべく加工されてないものを選ぶ。
・タンパク質・脂肪を毎食とる
タンパク質や脂肪をきちんととる食事は、血糖値を抑えることに役立つ。特に、朝食できちんととると砂糖への渇望感が減ってオススメ。。
・スパイスを活用する
コリアンダー、シナモン、ナツメグ、クローブ、カルダモンを上手に使うことで、本来の甘みが引き出される。
・サプリメントを上手に取り入れる
栄養不足は砂糖への渇望感をあおるので、マルチビタミンとミネラル、ビタミンD3とオメガ3脂肪酸のサプリメントを賢く利用。また、亜鉛、ビタミンB3、マグネシウムは血糖のコントロールをサポートしてくれる。
・適度な運動を取り入れる
緊張をほぐしてエネルギーを高めることで、砂糖の助けを感じにくくなる。
・十分に得る睡眠をとる
甘い物がほしくなるのは、疲れているとき。充分な睡眠で疲労を予防しよう。
・ときには砂糖デトックスする
期間を決めて厳しく砂糖断ちをすることで、砂糖への渇望をリセットする。
・心の声に耳をすませる
満たされていない感情的な欲求は、砂糖を過剰にとる原因になりがち。
・家やオフィスに甘い物を置かない
物理的にそこになければ、食べることもできない。
・食品表示を読む
食品表示の文字が多ければ多いほど、砂糖が配合されている可能性もアップしがち。砂糖配合量をチェックし、いちばん少ない製品を選んでください。厳密に言えば、コーンシロップ、トウモロコシ砂糖、高フルクトースコーンシロップ、スクロース、デキストロース、蜂蜜、糖蜜、タービナード砂糖、ブラウンシュガーも砂糖の一種であることに注意して。
砂糖の魅力に負けない方法を提案。
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【それでも甘いものが食べたくなったら……】
・L-グルタミンをとる
アミノ酸の一種であるL-グルタミンを、必要に応じて1000-2000mgずつ2時間ごとに摂取。脳のエネルギーとなり、砂糖への渇望が減る。
・深呼吸休憩をとる
静かな場所でリラックスしながら深呼吸。数分で砂糖への欲求が収ます。
・10〜20分だけ気分転換をする
砂糖への渇望は、一般的に最大10〜20分間続きます。その間だけ、自然の中を散歩するなどの気分転換を取り入れて。
・たくさん水を飲む。
水や炭酸水を飲むことで、空腹感や甘いものへの恋しさを紛らわせる。
・果物を少しだけ食べる
果物には果糖が含まれているが、砂糖入りのものを食べるよりはヘルシー。
ストレスフルな現代を生きる私たちにとって、砂糖の甘美な誘惑を完全に断つことはなかなか難しいもの。セレブのようなストイックな砂糖断ちは難しくても、甘い物の食べ過ぎが気になったら是非試してみて。