類まれな美貌と知性を兼ね備えた女優、エマ・ワトソン(28)。映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で知られる彼女は、9歳の頃から口周りの産毛が悩みの種。webサイト「IN TO THE GLOSS」のインタビューに答え、「私が口の上の産毛を漂白して毛抜きで眉を抜いてるところは、いかに習慣とはいえ絶対にお目にかけることはないでしょうね」と語っている。
9歳から口周りのうぶ毛に悩まされてきた、女優のエマ・ワトソン。Photo:GettyImages
エマをはじめとする多くの女性にとって、口周りのうぶ毛は「恥ずべきものであり、処理すべき」というのが現状。しかしそんな常識に対し、世界的な人気を誇るメイクアップブランドM・A・Cが一石を投じ、話題になっている。M・A・CがInstagramの公式アカウントに投稿したのは、リップライナーを塗っている唇のアップ写真。よく見ると、口の周りに黒々としたうぶ毛が生えているのがわかる。
上記の写真は、メイクアップアーティストのマシュー・キングが、ナタリーさんという女性に施したもの。公式アカウントの「チェスナッツ色のリップペンシルと森に分入れば、今年私たちが得る自然に最も近づくことができるだろう」、「マシューはナタリーがワイルドサイドを見つけのを手伝った」というコメントからは、女性の口周りのうぶ毛を自然になぞらえて賞賛するユーモアが感じられる。
モデルを務めたナタリーさん。近づかなければ口周りのうぶ毛は目立たない。Photo:Instagram @nats.vibe
キム・カーダシアンがレーザーで脱毛し、ドラマ『glee/グリー』の女優リア・ミシェルがワックスの痛みに耐え、エマ・ワトソンは脱色しながら抜いてきた、口まわりのうぶ毛。クールなメイクアップブランドの理解ある投稿によって、堂々と生やす女性が増えるかもしれない。
エマを悩ませた口まわりのうぶ毛が市民権を得る日は近い！？Photo:GettyImages
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