『デスペラード』(1995)や『フリーダ』(2002)などの出演作で知らる、メキシコ出身の女優サルマ・ハエック(52)。ファッション界の重鎮フワンソワ=アンリ・ピノーのパートナーとしても知られるゴージャスな彼女は、かつてドナルド・トランプ米大統領や映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインから受けたセクシャルハランスメントについても告白するなど、歯に衣着せぬ発言でも多くの女性の共感を得ている。
ゴージャスに年を重ねる、女優のサルマ・ハエック(52)。Photo:GettyImages
28歳当時のサルマ。映画『デスペラード』に出演し、情熱的な美貌に注目が集まった。Photo:GettyImages
そんなサルマは、自らのInstagramに度々「#nomakeup(スッピン)」「#nonfiter (ノンフィルター)」という飾らない姿のセルフィーを投稿してきた。そして最近、新たに年齢による変化を隠さないありのままの自分の姿を投稿し、ファンから大きな反響を呼んだのだ。
SNSに、メイクやフィルターに頼らない写真をたびたび投稿しているサルマ。Photo:Instagram@salmahayek
その話題になった1枚がこちら。「グレイヘアを誇りに思う」というコメントとともにInstagramに投稿された写真は、白髪を隠さないサルマの満ち足りた表情が印象的。サルマは過去のインタビューで、白髪を染めない理由について、カラーリングのために長時間座っているのが耐えられないこと、「もう若くないから」と人生を楽しまずに残された青春を台無しにしたくないことを挙げている。
「グレイヘアを誇りに思う」と、白髪セルフィーを投稿したサルマ。Photo:Instagram@salmahayek
年末年始に日本で公開されたヘアケアブランド「パンテーン」のキャンペーンは、“グレイヘア”のアナウンサー近藤サトさんを起用し、海外でも大きな話題になった。サルマや近藤さんのような多くのロールモデルが登場することで、白髪どうするか問題に多様な選択肢が示される昨今。彼女たちの姿は、白髪に悩む多くのファンに勇気を与えたにちがいない。
当然ながら、キャサリン妃にも白髪は生える!
サルマ・ハエックのスッピンセルフィーを振り返る。