リキッドなのにパウダーのふんわり感。少女性と成熟した大人の魅力とが両立するリップ
―― 松井里加さん
¥4,200/シャネル
イヤリング¥8,000(レンタル価格)/ノバレーゼ銀座(ミリアム・ハスケル)
「唇が染まるという表現がぴったりのリキッドなのに、パウダーのふんわり感というギャップに衝撃」(松井さん)
「肌やメイクアップがラフでも成立する、今までにない赤リップ。軽やかに塗ればすっぴんにも似合うし、しっかり深みを出せばドレスアップにもしっくり。存在感のある色石ジュエリーと合わせてもトゥーマッチにならず、手を汚さずにぼかせるから服につく心配もない。モードラバーにもうれしい、グッドルッキングな赤」(丸山さん)
「撮影でもプライベートでも大活躍の一本。パウダーをぼかしたようなさらっと軽やかな感触で、唇の透明感を壊さずに旬のマットを楽しめる。アプリケーターも使いやすく、ふわっとぼかせば自然な血色感、重ねていけば深みのある赤に。顔色が沈まないほんのりとした青みも絶妙」(MICHIRUさん)
「数ある中から何度も手に取った、深みのある絶妙なレッド。唇にまとうだけで大人なモード顔に! 抜け感のあるふんわりとしたマットの質感とつけ心地のよさはほかにはないもの」(耕さん)
「完璧な主役系レッド。リキッドパウダーという進化したテクスチャーで、マットなのにぱさつかない。ぼかしても、しっかり重ねても素敵。赤リップに迷ったら、これ!! 」(岡田さん)
軽やかさには価値がある。重厚な本真珠の一連ネックレスの代わりに、ふわりと軽いコットンパールをレイヤードすることを覚えた平成の女性たち。実は、近年魅力が再発見されたコスチュームジュエリーの元祖は、1920年代のシャネルに遡る。かつてココ・シャネルが、自立した女性に向けてシンプルでありながら精巧な美をかなえるコスチュームジュエリーを提案したように。平成最後の年にシャネルのグローバル クリエイティブ メークアップ&カラー デザイナー、ルチア・ピカが作り出したのは、これまでのマットリップの概念を覆す、ふんわりパウダーをぼかしたような仕上がりの無重力リップ。なかでも、アーティスト指名率ナンバーワンを誇るのが、重ね方次第で自在に深みを演出できる960のウォーム バーガンディ"アヴァンギャルディスト"。ひと塗りで、唇に最前衛の美を宿す。