透明感ややわらかさは当たり前。大人の余裕と深み、洒落感まで宿す
―― 神崎 恵さん
¥6,000/イヴ・サンローラン・ボーテ
ハーフトップ¥4,600・中に着たレオタード¥10,000/チャコット ターバン/ともにスタイリスト私物
「今、最も大人の女性を可愛く見せる、ただものではないピンク。大人と可愛いの関係も、モテると洒落るの関係も、難なくするっと解決してくれる」(神崎さん)
「パウダリーのまま使うとふんわり女性らしく、ウェットにして使えばしっとり艶やかでセンシュアルに。1パレットでこんなに表情が変わるチークは初めて! とドキドキ初恋気分に。頰の上をなぞると、まるで新しい肌をまとったようにすっと溶け込み"もともとキレイ"と思わせる自然な血色と艶が宿ることに感動」(浦安さん)
「コントゥアリングブームやチークレスの風潮も落ち着き、チークが復権した秋冬。チークの勘が戻らない大人のリハビリに最適なのが、なじませ&洗練が初期設定されたこの色。上質なシルキー質感、内からふわっとニュアンスが足されるような発色。どう使っても失敗しようがないから、頰全体にほわっとけぶらせても、眉尻から頰骨に勾玉形につなげても余裕のおしゃれ仕上げ」(長田さん)
チュールを重ねたスカートにバレエシューズ、レオタードトップスやカシュクール。大人のバレエ人口が増加しただけでなく、バレリーナ風ファッションも繰り返し流行した平成の日本。いくつになっても憧れをかき立てられる、エトワールのデリケートでしなやかな魅力。そんな美しさを肌の上で表現するなら、イヴ・サンローランの新グローバル ビューティ ディレクター、トム・ぺシューが監修したチークこそ適役かもしれない。超軽量で低密度の原料で空気のようなつけ心地。ジェルと乳化剤を含んだ水ベースのフォーミュラで、パウダリーとは思えない肌なじみとソフトフォーカスな仕上がりをかなえる。ピンクローズの09は、肌に透明感をプラスする一番人気のカラー。大人ならではのシックさと少女のようなピュアネスが、ひとはけで同時に、さりげなく手に入る。