顔の"間のび感"を軽減する、パーツ別メイクアップで-5歳

「年を取るほど目の下からあごまでの距離が長くなり、顔が"間のび"したように感じるもの。この間のび感を埋めようとして安易にチークに頼るのは、ファッショニスタ的には不正解。なぜならチークの主張が強すぎてコンサバになり、服とのバランスが取りにくくなるため。チークは骨格をリフトする役割に徹しつつ、オーバーリップで鼻の下をキュッと縮めましょう。眉下のハイライトはたったひと手間で目もとにフレッシュさが宿る、鉄板テク」

 

» 眉下の直線ハイライトで清潔感をプラス

立体感を出すべく眉頭の眉毛を立ち上げたのち、筆タイプのコンシーラーで、眉頭の下から眉尻に向かってスーッと一本線を描き、広げすぎないように丁寧にぼかす。眉全体は毛のない部分を補う程度に自然に描くのがコツ。

クレ・ド・ポー ボーテ
コレクチュール エクラプールレジュー PO

眉下のハイライトには、白すぎず、肌よりほんのり明るい色がおすすめ。ツヤツヤしすぎず自然な光感で、目もとをフレッシュに照らしてくれる。フィット感が高く、ヨレにも強い。¥6,000/資生堂インターナショナル

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テカリがなく、冴えた発色が続く。のびがよく、つけ心地も軽やか。ミスター・コレクティング・ペン 120 SPF10 ¥4,900/LVMHフレグランスブランズ(パルファム ジバンシイ)

 

» 美骨格チークは、目尻よりも外側に

チーク=血色感という概念は、いったん忘れて。耳の前から目尻の外側まで、顔の側面にイエローオレンジの練りチークを入れて、楕円形にぼかす。骨格が際立ってメリハリが生まれ、下半顔がキュッとリフトする。

セルヴォーク
カムフィー スティックブラッシュ 02

トレンドのイエローオレンジ。大人の骨格美を際立たせながら、旬な顔になれる、今年のマストバイ。素肌を思わせる、自然なツヤを宿したハーフマットな質感で、抜け感のある仕上がりに。
¥3,500/セルヴォーク

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軽やかなピーチオレンジ。肌にのせるとパウダーに変化して、ピタッと密着。皮脂ぐすみしにくい。タンイドル ウルトラ ウェア ブラッシュ スティック 308 ¥4,800〈限定品〉/ランコム

 

» オーバーリップで間のびした鼻の下を縮小

上唇の輪郭を数ミリ上に移動して、鼻の下の余白を埋める。唇全体にリップを塗ってから、リップライナーで輪郭を描くと簡単。上唇の両サイドのアーチは2㎜ほどオーバーに取り、下唇の輪郭もふっくらと。

THREE
デアリングリィ デミュアリップスティック S01

(右)くすんだ茶赤リップは、大人のくすみをこなれたニュアンスに変換してくれる。鮮やかな発色×抜けのある透明感がこの春らしいバランス感。
¥3,900〈限定発売〉/THREE

セルヴォーク
ディグニファイド リップライナーペンシル 03

(左)リップライナーは口紅と同系色を。濃密なミツロウと軽やかな植物オイルのコンビが、絶妙なやわらかさを実現。オーバーラインも繊細な口角も思いのままに描ける。
¥2,800/セルヴォーク

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(右)重ねるほどに深みを増す、ツヤのあるレッド。リップスティック R-09 ¥3,200/マリークヮント コスメチックス

(左)濃厚な発色。三角形のフォルムはラインを正確に描けるように設計。
リップ スカルプター17 ¥4,800/トムフォード ビューティ
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