ぐうたら族でもこれならできる!? 腸をゆるめて、ぽっこりお腹解消

ぽっこりお腹が気になるときは、腸がきちんと動いていないのかも。「腸律セラピー」を提唱する、“腸律師”の小澤かおりさんによると「腸は自律神経がゆるむと動きやすくなり、摂取したものが便となってきちんと排出されるので、お腹(腸)がぽっこりと前に出てこなくなります。また、腸には自律神経のバランスをとる働きも。腸をほぐすことで自律神経が整い、暴飲暴食が抑えられるんです」とのこと。まずは腸をゆるませることが急務!

腸をゆるませるためのポイント

1. ビールのチェイサーに白湯を

「寒いと体がキュッと緊張するように、腸は冷えると緊張して働きが鈍くなってしまいます。ビールやシャンパンなど、冷たいものを飲んだ後は40℃程度の白湯を飲み、腸を冷やさないようにしましょう
」(小澤かおりさん、以下同)

2. とにかく、心ゆくまで寝る!


お正月休み中、ぼ〜っと寝て過ごしている……、実はこれ、腸のためには大正解。
「腸が動くのは、自律神経の副交感神経が優位なとき。そのためにはゆっくり寝ることが一番。感情や気分をコントロールしている幸せホルモンと言われるセロトニンは
90%が小腸でつくられるので、腸が動くことでセロトニンの分泌も促されます」
罪悪感を感じずに、たまには思いっきり寝てみよう!

3. 1日のなかで“強制的に”リラックスタイムをつくる


「腸はとても単純。ちょっとリラックスすれば、ゆるんでよく働くようになります。好きな音楽を聞く、お笑い番組を見て笑う、旅行の計画を立てるなど……なんでもいいので、好きなこと、楽しいことだけを考える時間を持ってリラックスを。一人でお茶を飲んでのんびりしているつもりでも、明日の仕事の予定を考えたりしていたら、リラックスにならないので注意」

4. 食物繊維は水と一緒に

ごぼう、栗、さつま芋、昆布……と、食物繊維豊富なおせちを食べているにもかかわらず、なぜかぽっこりお腹、という人は、水分が足りていないのかも。
「食物繊維には2種類あります。ひとつは水分を吸収して膨らみ、腸を刺激して便通を促す不溶性食物繊維。もうひとつは、水を含むとゲル状になり、便の水分を増やして排出しやすくする水溶性食物繊維。どちらも、その威力を発揮させるには、十分な水分が必要なんです。11.21.5Lを目標に、しっかり水を摂取して」

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