【お悩み10】生理痛がひどくなったかも?

寒い季節は、なんとなく生理痛がひどくなるような気がしていたけれど、最近は特にそう感じる……。
「体が冷えることで血液のめぐりが悪くなり、経血が排出される時に子宮の収縮が強まり、生理痛がひどくなってしまいます」と、婦人科医でデリケートゾーン専門クリニックの院長、喜田直江先生。
「また、ストレスが要因となっている場合も。ストレスが溜まると自律神経のバランスが崩れて体が冷えてしまうからです」(喜田先生、以下同)
リモートワークで対人関係などのストレスが減って生理痛が軽くなった、という人がいる反面、Stay Homeで思うように行動できないことにストレスを感じ、生理痛がひどくなる人も。生理中は体を冷やさないよう、冷たいものを飲んだり食べたりを控えるようにしたり、腹巻きなどで体を温めるようにすることはデフォルト。
「でも、生理が終わって痛みがなくなると、次の生理まで意識せずに過ごしてしまう人が多いと思います。そこで、デリケートゾーンのケアを取り入れて、デリケートゾーンに意識を向けるようにしてみませんか」

まずは見て、触れることがデリゾケアの第一歩

「デリケートゾーンは第二の顔、とも言われています。なのに、その状態をよくわかっていない人が多いと感じます」
スキンケアも鏡を見て、肌を触って、乾燥している、ハリがないと感じて必要なケアをするように、デリケートゾーンのケアを始める前も、必ず鏡で見て、触れることが大切。
「抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、パートナーや婦人科医には見せるのに、自分はデリケートゾーンを見ないなんて、逆におかしいことだと思いませんか?」
まずは、鏡で見てアカが溜まっていないか、触ってみて乾燥していないか、ハリがなくなっていないかをチェック。専用のソープを使い、指の腹を使って小陰唇のひだを洗い、専用の保湿剤で潤いやハリを与えて。
「ナプキンの刺激で乾燥したりかぶれたりすることもあるので、日々の保湿は忘れずに」

天然成分で作られた、肌に優しいデリケートゾーン専用アイテム

日本製の成分にこだわった低刺激性

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トレスマリア 右・トレスマリア ミルク(デリケートゾーン用乳液) 100ml ¥5,000、左・ソープ(デリケートゾーン用洗浄料) 180g ¥3,800/トレスマリア

シャクヤクエキスや乳酸菌、セラミドなど7種の国産成分を複合体に。さらに、石榴エキス、薔薇エキス、ビタミンEなどのデリケートゾーンケアに必要な成分を厳選して配合。合成着色料や鉱物油、石油系界面活性剤などは無添加で、低刺激、弱酸性。ソープはジェルタイプでマッサージしながら洗いやすい。ミルクはみずみずしい感触で潤って柔らかな肌へ。

トレスマリア
http://www.tresmaria.com
03-6804-8744

“ベルサイユのバラ”で潤い&ハリケア

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デリケート ローズプラセンタ 左・ウォッシュ 150g ¥2,500、右・セラム 30g ¥3,980/The LADY.(Biople By cosmeKichen先行発売中、3月28日発売)

ベルサイユ宮殿の庭園で、バイオダイナミック農法で育てられたバラのプラセンタを培養し、自然発酵、低温蒸留して配合。潤いとハリをデリケートゾーンにもたらし、バラの香りにも癒される。ウォッシュはデリケートゾーンのpHやフローラのバランスを保ちながら清潔に保ち、セラムは手を触れずにケアできるミストタイプで、デリケートゾーンの乾燥をケアし、しなやかに。

The LADY.
https://thelady.co.jp/
03-6453-8410

100%天然由来成分で優しくいたわりながらケア

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ピュビケア オーガニック フェミニン 左・スポット クリーム 15ml ¥1,800、右・ シフォンソープ<ローズ&イランイラン>220ml ¥2,100/たかくら新産業

スポット クリームは、かゆみやかぶれ、カサつきをケア。オーガニックのクローブオイルやパパイア果実エキス、清潔に保つタイムエキスを配合。乾燥などのトラブルをひと塗りでケア。ソープは、ココナッツ由来の低刺激性の洗浄成分を使用。デリケートゾーンのpHと同じ弱酸性のふんわりキメ細かな泡で、優しく洗える。オーガニック認証ACO取得。

たかくら新産業
https://takakura.co.jp/
0120-828-290

喜田先生によると、デリケートゾーンを清潔に保ち、鏡で見る時に見やすくするために、毛の処理をすることもポイントだそう。
「デリケートゾーン専用のカミソリなどもあるのですが、安全性や手間を考えると、医療脱毛で永久に生えなくしてしまうという選択肢も」
第二の顔のデリケートゾーンを健やかに保つことは、自分自身をいたわることになったり、全身を抜かりなくケアしていることが自信にもつながる。ぜひ、デリケートゾーンケアを習慣化して。

●教えてくれたのは 喜田直江先生 
婦人科医。産婦人科医として分娩や手術症例を経験してきた中で、病気とは違う女性特有の悩みを抱える女性が多いことに気づき、デリケートゾーンに悩みを持つ女性のための婦人科形成医院、なおえビューティークリニックを2011年に開院。https://www.naoe-clinic.net/  TEL 03-5537-7560
You Tubeチャンネル  婦人科形成なおえ先生 夜の相談室



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