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07.穏やかな香りをまとえる、アルコールフリーフレグランス

個性豊かな香りで魅了する、アルコールフリーフレグランス

肌が弱い人だけでなく、穏やかで控えめな香り立ちを好む人にも嬉しい、アルコールフリーの香水。そのバリエーションが多彩になったことを証明するように、個性豊かな香りが選ばれる結果に。それぞれの使いこなしも、参考にできそう。

1位 YSL BEAUTY リブレ ロー ニュ

YSL リブレ ロー ニュ、KITOWA オー・エクロジオン サンダルウッド、オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー オー・トリプル ユズ・ドゥ・キソ

左から、YSL BEAUTY リブレ ロー ニュ 50ml ¥18,810/イヴ・サンローラン・ボーテ KITOWA オー・エクロジオン サンダルウッド 50ml ¥27,500/キトワ オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー オー・トリプル ユズ・ドゥ・キソ 75ml ¥23,210/ビュリージャパン

みずみずしくフレッシュなシトラスが際立つ、YSL初のアルコール(エタノール)フリーのフォーミュラ。ラベンダーはそのまま、シトラスと情熱的なオレンジブロッサムの魅力が解き放たれる。ありのままの自分を香らせながら、ボディも心も心地よく優しく包み込んで。

「スキンケア、ヘアケアも可能というのが新しく、オレンジブロッサムが香料としても植物エキスとしても機能しているのが、植物の可能性を丸ごと引き出しているようでうれしい。香りもシトラスでありながら、相反するラベンダーも加わり、一筋縄ではいかない官能的な印象」(中野さん)

「柑橘のフレッシュなトップに、過密を感じさせるような温かみのあるオレンジブロッサムと、アンバリーなドライダウンを兼ね備えたラベンダーがぶつかり合い、クールなセンシュアルさに。ボディの広範囲や髪にもまとえるので、旅支度にこれを忍ばせておくと重宝しそう」(MAHOさん)

「まとった瞬間は、みずみずしく軽やか。次第に自分だけの“肌の香り”になりすましていく快感たるや! デコルテやヘアに使うこともでき、フレグランスの自由度がより高まる。私の場合は、ヘアをタイトにまとめ、アライブな肌を作ってこの香りをまといたい」(松本さん)

イヴ・サンローラン・ボーテ
www.yslb.jp
0120-526-333

2位 KITOWA オー・エクロジオン サンダルウッド

Made in Japanの水性香水。伝統的な和木とリッチフレグランスがひとつになり、美しい旋律となって心地よく包み込むよう。凛とした木々の佇まいを表現し、ラグジュアリーな余韻を残す香りは、知的で好奇心を忘れない大人のために。

「インセンスも愛用しているKITOWA。空間に自然に溶けていくような香り立ちが魅力。日本の森林を思わせる、湿度のあるたおやかなウッディノートで、柔らかなんだけれど芯がある……、大人の女性に似合う香り。いつかこの香水が似合う人になりたい、と思わせてくれる」(編集M)

「もともとサンダルウッドは大好きでしたが、KITOWA のそれは別格。トップのレモンやカルダモンのほのかな酸味に、まろやかでクリーミーなサンダルウッドが重なります。アルコールフリーだからツンと香らず、水性なのに香りの持続力も高め」(YOSHIDA)

キトワ
https://www.kitowa.co.jp/

3位 オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー オー・トリプル ユズ・ドゥ・キソ

レモン、ペパーミント、月桂樹に、ホワイトムスクとクローブを感じさせる朴(ほお)の木の官能的でウッディな温もりを添え、ユズのピュアな優しさを表現。気持ちを静めてくれる香り。江戸時代の木曽路の景色、清流が流れる森が浮かぶ空想の旅へ誘う香調。

「香りはごくごくほのか。持続力はないけれど、その分、柔らかな香り立ちで、自分に香水をつけるだけの気力がないときも安心。ハーバルなシトラスノートが、まるでユズシャーベットのようなひんやり感をもたらしくれる。直接肌につけられるので、暑い時期にも重宝」(平さん)

ビュリージャパン
www.buly1803.com/jp/
0120-09-1803