待ってました…! 2年ぶりの大地の芸術祭。「越後妻有アートトリエンナーレ2024」の開幕に合わせて、ふらりと日帰り旅を敢行しました。通常、3年に1度開催されるトリエンナーレですが、前回はコロナ禍の影響で1年遅れの2022年に行われたため、今年は2年ぶり。展覧会グッズを購入せずにはいられない私がゲットしたアイテムと、前回訪問できなかった作品を中心に、自然とアートを堪能した贅沢な1日を振り返ってご紹介します。
大巻伸嗣『影向(ようごう)の家』
写真撮影はできなかったのですが、大巻伸嗣による『影向(ようごう)の家』を最後にご紹介します。作品としての装置に見立てた古民家に入ると、心を落ち着ける時間と場が設けられ、暗闇に目を慣らしながら、いざ作品鑑賞へ。テーマとされている「消えゆくもの」に考えを馳せながら作品を鑑賞していると、線香花火のような、蛍のような、儚い光に目が釘付けになっていました。この暗闇を浮遊するモチーフが何に見えたのか、鑑賞した人と感想を語り合いたい作品です。
エディターABE
ジュエリーとファッション担当。ミニマリストを目指すも、新譜のレコードを収集しがち。