断捨離からのコンビニ人間 #深夜のこっそり話 #466

4年ぶりに引っ越しをすることになり、絶賛断捨離中です。出るわ出るわ、長年使っていない不要なもの。いかにため込んでいるかを実感し、目指せミニマリスト!なムードでした。
そんな中忘れていた本『考える練習をしよう』が出てきて、“考える”コンプレックスが再燃。元来怠け者なので寝て忘れるタイプですが思慮深い人間を目指していたのを思い出しました(忘れている時点でダメでしたね)。
すっかり夜更けまで読み込んでしまい…先入観と自分自身の型にはまった考えをとっぱらって自由な発想をしたいものだ!と。そういえば今年の芥川賞受賞の『コンビニ人間』(村田沙耶香著)も人を型にはめて追い込んでしまう社会がリアルに描かれていて衝撃的でした。36歳、独身、彼氏なし、18年間コンビニでアルバイトする主人公。マニュアルがあるコンビニでのみ自分は認められていると感じる、そんなひやっとした感覚少しわかる気がします。
自分を開放するためにもたまに広い世界をみるの、大事ですね。とにもかくにも引っ越しを終えたら、自分を無にする、先入観を捨てる旅行でも行きたいな、と思います。(エディターS)

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