まさに新人類。“ソフレ”に癒しを求める若人たち #深夜のこっそり話 #414

先日、男子大学生たち5人と話す機会がありました。みんな顔もかわいく、気立ての良い子たちばかり。「モテるでしょう?」と聞くと、一同声を揃えて「彼女、いないんすよ」とのこと。ひとりふたりならまだしも全員シングルという事実に驚き「どうして⁉︎ 欲しくないの?」と聞くと、「ソフレで充分なんスよね」という答えが。

青春真っ盛りの男子たちの正直すぎる回答に納得しつつ「そうか、セフレか」と相づちを打つと、慌てて「違いますよ! ソフレです、ソフレ‼︎」と言い直す彼ら。初めて聞く“ソフレ”というフレーズにポカンとしている私を見て、「添い寝フレンドの略です」という解説が。詳しく話を聞いてみると、Hをしたり、付き合ったりするのは面倒だけど、たまに人肌恋しい時がある。そんな時に、友達以上、恋人未満の女友達と添い寝をするんだそうです。

気になって深く調べてみると、どうやらソフレ文化に精通しているのは高校生〜大学生の子たちのよう。10代から20代前半の男子なんて、人生で“最もお盛んな時期”という強いイメージ、ありませんか? 心の中に浮かんだ疑問が気になってしまい、「寝るだけで、本当に満足できるの?」と聞いてみると、「うーん…たまに、ムラムラすることはありますけど。でもあとあと、めんどくさいなって」。

そんな彼らの回答を聞いて、もう何も言えなくなっちゃいました。いつから恋愛って、そんなに面倒なことになったんでしょう? 付き合うのが面倒でベッドだけ共にする、という概念が正しいとは言いませんが、そこから始まる関係というのもゼロではないはず。昨夜ライターRの記事にもあった「産むわ」「愛している」という言葉が昼ドラで登場するトップワードになるのも、現在のクールすぎる恋愛事情との因果関係があるように感じずにはいられません。今は世代差が大きく感じる10代男子。しかし皆さん! 10年も経てば、私たちアラサー世代の恋愛対象にだってなり得るはず‼︎ ナンパの手法ともども、ジェネレーションギャップに適応する必要性をひしひしと感じる今日この頃です。(ライターA)

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