アメリカで絶大な人気を誇るリアリティ恋愛番組『ザ・バチェラー』をご存知でしょうか? 2002年に放映スタートした本シリーズは、番組が選んだ容姿・経済面ともに「最も理想的な独身男性(=バチェラー)」ひとりを巡って、25人の女性が取り合うという内容。これまで21シーズンに渡って放映され、あまりの人気の高さから、世界30カ国で同番組が制作されてきたほど。そしてついに先日、日本版『バチェラー・ジャパン』がAmazonプライム・ビデオでスタート!
番組の一番の見どころは、リアルな恋愛の駆け引きと、女性同士のバトル。容姿、財力、社会的ステータスを兼ね備えた男性をめぐり、これでもかと最大限に自分をアピールする女性たちには、あっけに取られるばかり。本国のシリーズを見ていて、さすが、愛情表現が豊かな欧米ならではの番組だなあ…なんて感心していたもの。まだまだ公の場でのボディタッチなどが少ない日本でのリメイクは難しいはず、なんて思っていましたが、出場者の女性たちの大胆なこと! 自分の「時代遅れ」具合に、ショックを感じてしまいました。
初対面の挨拶でのハグから、ストレートな発言、駆け引きの方法などなど、出場者の恋愛偏差値の高さに、目からウロコ。恋愛模様やドロドロのバトルを楽しむこと以上に、「すごいなあ…」と感心することの方が多いのは、私だけではないはず。これぞまさに、現代の恋愛指南書。妹の冷ややかな視線にもめげず、夜な夜な名文句をメモしております。(ライターA)