2017.03.04

コーヒーを熟成させると…? #深夜のこっそり話 #603

まず豆で買ってきて、挽くところから。ミルは手動も電動も持っていて、時間があるときは香りがより立つので手で挽きます。ケトルは注ぎ口が細い専用のもの。お湯の温度が高すぎると苦味が強くなるので少し冷ましてから、少量を注いで20秒蒸らします。のの字を書くように残りを注ぐと完成。唐突にすみません、我が家で美味しいと言われているコーヒーの淹れ方です。家族全員マスターしていて、コーヒーに対する熱量は高めかと思います。

そんなコーヒーフリーク一家にある日導入されたのが、ネスプレッソ。ジョージ・クルーニーのCMでご存知の方も多いのでは。マシンに専用のカプセルをポンと入れてスイッチを押すとコーヒーが抽出されます。最初に飲んだ時、滑らかな口当たりや香りの高さに感動! ハンドドリップとはまた違った美味しさですっかり虜に。

そのネスプレッソから、数量限定の「セレクション ヴィンテージ 2014」が発売されたと聞きつけ、プレス向け発表会へお邪魔してきました。登壇されたのは、日本人で唯一、ネスプレッソのコーヒーアンバサダーを務める上野里佳さん。「セレクション ヴィンテージ 2014」は、2014年に収穫したコロンビア産の上質なアラビカ豆を、湿度、光、気圧など3年間厳密に管理して熟成させた、大変貴重なエイジド・コーヒーとのこと。お肉やチーズといった食材では熟成という言葉をよく聞きますが、コーヒーが熟成するとどうなるのかしら、とワクワク。

ピンク色のカプセルをマシンにセットし、おすすめの飲み方であるエスプレッソで抽出。まろやかでフルーティな香りが広がります。一口飲むと、パアッと華やかな酸味。熟成させることで、豊かな風味とビロードのような滑らかさが引き出されるとのこと。この酸味、何かに似ている…と考えていると、上野さんが「イチゴのようではありませんか」と。なるほど〜と納得。マッチングする食材としてドライストロベリーを出していただいたのですが、本当にぴったり。これは新鮮なイチゴとのマリアージュも体験したい! 今が旬だし、と買ってきました。明日の朝、甘酸っぱいイチゴと「セレクション ヴィンテージ 2014」を味わうのを楽しみにベッドへもぐりこみます。(エディターSH)

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