みなさんは夢で出産したことありますか?
先日本屋で見かけてふっと買ってしまった『きみは赤ちゃん』(川上未映子著)を読んでいたら、20代前半のころ友人が『贅沢なお産』(桜沢エリカ著)にはまって、すでに夢で2~3人くらい生んでいるといっていたことを思い出しました。
『きみは赤ちゃん』は作家川上未映子さんの35歳で妊娠してから出産、お子さんが1歳になるまでの体験をものすごくリアルに描いたエッセイなのですが、その中でも10代のころからよく妊娠の夢を見ていたと書かれています。
夢のなかで妊娠していて、お腹がどんどん大きくなっていって、生むしかなくなりその迫りくるすべてにすさまじい恐怖を感じている。そこでぱっと目が覚めてこれ以上のない安堵のため息をする、というもの。妊娠してからは一度もその夢は見ていないそうですが、心配事、不安なことであふれてマタニティ・ブルーになったとか。
結婚もそうですが、世間では昔から当たり前とされてきた妊娠・出産時に待ち受ける数々の事態はなんと大変なことか! 未知なる世界をリアルにそしてコミカルに疑似体験できました(産後クライシスなど出産後はさらに大変そう...)。
仕事に子育てと身近でバリバリ働いている同僚、世の女性達に敬意を払いつつ、今日の夢に何が出てくるか楽しみにしながら眠りにつきます。(エディターS)
夢で出産!? #深夜のこっそり話 #706
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