みなさんは今年の夏、どこかへ出かけましたか? 私は現在夏休みを取り、ベトナムに来ています。以前ハノイを訪れて以来、約6年ぶりとなるベトナム旅行。近年の海沿いリゾート地ブームに心惹かれ、ダナン、ホイアン、フエの3都市周遊を計画。
他の東南アジアの島々に比べて海はいまひとつ、と聞いていたため正直、あまり期待はしていませんでした。しかし実際に訪れてみると海も美しく、なによりも、静かで落ち着いた雰囲気がたまらなく良い。もとからベトナム料理が大好物ということもあり食事情も完璧で、どの側面からみてもパーフェクト。今後、ベトナムでのバカンスの機会がぐんとアップしそうな予感。
今回私が滞在しているのは、フエの街から1時間ほど離れた場所にあるリゾート。徒歩圏内にホテルやリゾート施設はなく、プライベート感満載。自然に囲まれていながら清掃も行き届いており、虫も少なく、まさに“楽園”そのもの。しかしひとつだけ、気になる点が。それは、トイレ。
バスルームを見て、びっくり。なんとドアではなく、カーテンで遮断するシステムなのです。シャワーであれば普通のことですが、トイレにカーテンというのは初見。以前旅行で訪れたタイのオープンエアーなトイレに比べれば、まだ遮断されるだけマシか…と納得しつつ、レアな光景を思わずパシャリと記念撮影。
南国に限らず、プライベート感がまったく考慮されていないユニークなトイレを見るたびに疑問に思うのが、“みんな、恥ずかしくないのか?”ということ。気心の知れた友人や、長年のパートナー、家族と一緒ならまだしも、恋人と初めての海外旅行でこのトイレだったら、ちょっとイヤだなあ、というのが本音。それともトイレごときで絆にヒビが入るくらいならば、その恋は続かない!と、乗り越えなければいけない試練として受け取るべきか。トイレ問題から派生した恋バナに花が咲き、ついつい夜更かししてしまう女ふたり旅の夜です。(ライターA)