オスカー女優を見て考える、シワに抵抗するさじ加減 #深夜のこっそり話 #963

ありがちな話ですが、最近、仕事帰りに電車の窓に映る自分の顔にギョッとすることがしばしば。寝不足やパソコン仕事が続いた週中〜週末は、自分の頭の中で描いている自分像より、小ジワやほうれい線の存在感が増しています。蝋人形のように不自然にツルピカな肌が美しいとはまったく思わないけれど、いざ、自分の顔に不要なラインを見つけると、やっぱりしょんぼりするわけで。

そんな中、第90回アカデミー主演女優賞を受賞した『スリー・ビルボード』のフランシス・マクドーマンドを見て、シワとの付き合い方を改めて考えさせられました。眉間、額、目もと、口もと、どのラインもかなりの迫力! シワから気迫が伝わってくる! あれほどまでに人生を語るシワ、久しぶりに見ました。あのシワあってのリアリティ。あのシワあっての主演女優賞。あそこまで(たぶん)お直しなし、ほぼすっぴん(のように見える)で勝負できる生き方、カッコいい!とは思いつつ……自分にはあの潔さがないことも再確認。将来、過剰なメンテナンスによる蝋人形化は避けたいけれど、できる限りの抵抗はしたい! あくまでも自然に見える肌のアンチエイジングを目指し、お値段ちょっと高めのスキンケアで乗り切る作戦です。(エディターY

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