元旦は旅先で出会った“ひとりっぱー”たちと、2018年の抱負を話し合いながら過ごしました。ロサンゼルスの男性(38歳)は親孝行をする、初めてヨーロッパ圏を出たというドイツ人の男性(36歳)は仕事を辞めて世界1周旅行をする、長年恋愛がご無沙汰というロンドンの女性(39歳)は今年こそ恋をする、など、さまざまなアイデアが飛び交うなか、私はこれ!と言った答えが出ず終いでした。
そんななか迎えた新年、メディアを賑わせた初のビッグニュースはジェシカ・アルバのベビー誕生。昨年第三子の妊娠を明かしていたジェシカは12月31日、元気な男児を出産したとのこと! 近年では子育てと事業に専念し、めっきり映画界から遠ざかっていたジェシカ。『ファンタスティック・フォー』や『シン・シティ』などのヒット作を持つも、映画賞などとは縁遠く、ゴールデンラズベリー賞最低主演女優賞の常連。しかし2011年に立ち上げたエコ幼児用品を企画・販売する会社「The Honest Company」が大成功し、実業家としての注目を集めるように。セクシーを売りにブレイクしたミーガン・フォックスらが一線から消えていくなか、次々と注目を集め続けるのは間違いなく“持っている”証なのでは?
もうひとりの“持っている”女性といえば昨年、音響トラブルによって口パクが露呈し、大バッシングを浴びていたマライア・キャリー。悪夢のような出来事の翌年、なんと彼女は勇敢にも、同舞台にカムバック。見事なまでの生歌を披露し、ディーヴァとしての地位を取り戻したのです。
極寒のニューヨークの野外ステージに、胸元が大きく開いたドレスで登場したマライア。さすがの彼女も寒かったのか、白い息を吐きながら「ああ、ちょっとだけでも暖かいお茶を飲ませてもらえないかしら。お茶がもらえるって聞いていたんだけど。寒すぎるわ!」とディーヴァ節をポロリ。すると世間は、マライアの発言をめぐって大盛り上がり。ツイッターでは夜通し「マライアがお茶なしで頑張れるなら、どんなことがあっても乗り越えられる」「2018年に嫌なことがあったら、お茶を飲めなかったマライアを思い出すことにしよう」「最高のステージだった。だれかマライアにお茶をあげて!」といったツイートが続出。そして今年もまた、年末年始にかけてもっともツイートされたセレブとなったのだ。
そんなふたりのニュースから刺激を受け、私の新年の抱負は“持ってる女になること”に決定。今年は逆境にもアクシデントにも負けず、力強く生きていきたいと思います!(ライターA)