最近、スパイスで作るインドカレー作りに開眼しました。きっかけは自粛期間。クッキング魂に火がつき、ここぞとばかりに自炊に励んでいたのですが、ある日、無性にスパイスカレーが食べたくなりました。とはいえ、お店には行けないしテイクアウトも人気で予約完売状態。これは自分で作るかと、一念発起したところ、あら、簡単! おいしい!
一度、スパイスの配合の基本を習得すれば(実際には、以前こちらで紹介したGoogle Nest Mini に覚えさせていますが、笑)、あとはアレンジ自在。すべてを包み込むような母なるカレー味は、どんな食材をも“カレー風味の料理”として仕立ててくれるので、テレビコマーシャルでも流れていましたが、残った野菜や食材を入れれば、家庭内のフードロスが減るというおまけも。
10通りくらいのレシピをためして、今、殿堂入りしているのが、「東京カリ~番長」「カリーソルジャー」でおなじみ、カレーの出張料理人、水野 仁輔さん、伊東盛さんによる3つのスパイスで作るカレー。コリアンダーパウダー、クミンパウダー、ターメリックパウダーの3つのスパイスを、4:2:1の割合でミックスさせた黄金比は、どんな、お肉、お魚、野菜とも相性のよい万能選手。その日の好みや気分で、チリパウダーやパプリカパウダー、ココナッツミルクなどを足してバリエーションを楽しんでいます。
もうひとつは、YouTubeでレシピを探していたときに見つけた、“ロジカル家事”の提唱者、勝間和代さんによる、シャープのホットクック(電子鍋)を使った「無水カレー」。スパイス(カレー粉)を一緒に煮込まず最後に入れて混ぜるのですが、これが無水で煮込みくたっとした野菜と優しく溶け合い香りも豊かで、いわゆる日本のカレーと、インドカレーのいいとこどりをしたよう。無水カレーは今まで何度も作りましたが、ダントツのおいしさです。
そんななか、「Biople by CosmeKitchen」にてスパイスフェアが開催されるとの情報が。スパイスたっぷりの無添加レトルトカレーが店頭に並ぶほか、インド料理界の巨匠として名高いラジャ氏監修の限定商品「やみつき インディアンスパイスカレー」が発売に!
シンクロニシティを感じて訪れた発表会では、スパイス料理研究家の⼀条もんこさんによる、スパイス講座が。曰く、スパイスは女性にうれしい効能がいっぱいで、ヘルシー要素もあるとか。例えば、コリアンダーは消化器官へ働きかけてくれるハーブで、口臭予防や体臭予防、頭痛の改善にも役立つそう。また、カレーの香りの代表格であるクミンには、コレステロールの吸収を抑え、ダイエットのサポートにもつながる効能があるとか。思えば、私がスパイスカレーを求めたのも、季節の変わり目や自粛期間における生活環境の変化からくる疲れで、おのずと身体が欲していたからなのかもしれません。
体の調子を整えてくれる。何よりも、食べると気分があがる。夏疲れ気味の女性(私)にいいことづくしのスパイスカレー、暑さ指数とともに我が家での出番が増えそうです。
食べること、カラダを動かすこと、旅することが大好物のアクティブ派。その反動か、ワードローブは甘め嗜好。花柄アイテム&ワンピースがクローゼットを占拠しています。