朝食のスタメンは、バタートーストと目玉焼きとヨーグルト。カフェラテは毎日必ず飲むし、チーズもアイスクリームも大好物。つまり筋金入りの乳製品ラバーです。はっきり言って乳製品のない暮らしなんて考えられません。しかしアラフォーになって徐々に体の変化を感じるようになり、食生活もできることから変えていこうという意識が芽生えてきたところに出合ったのが、Universal Bakes and Café／ユニバーサル ベイクス&カフェ（@universalbakes_tokyo）でした。
世田谷代田駅からすぐ、広い通りを一本入った住宅地にひっそりと佇むベーカリーカフェです。店頭に並ぶパンはどれも100%ヴィーガン食材で作られたもの。パンはバターをたっぷり使うからこそ美味しくなると思い込んでいた脂っこい私は「それってホントに美味しいの？」と半信半疑でしたが、好みのハード系パンをいくつか購入してみることに。実際に食べてみて驚きました。勝手に想像していた「ヴィーガン＝ストイックな味」を華麗に裏切るコクと香ばしさ！ 食感も風味も普通のパンと変わらない、否、それ以上に美味しいではありませんか。
私が特に感動したのは、「フリュイテン ブロート」というドライフルーツとナッツがたっぷり入ったパン。ドライフルーツは赤ワインで煮込んであり、甘さに深みと品があります。生地にはマジパンが使われており、サクッとした食感が好相性。おやつとしてはもちろん、おつまみにも合う大人の逸品です。あまりの美味しさに、翌日も買いに行ってしまいました（笑）。このほかにもしっとり食感のカンパーニュや、大豆バターと豆乳、メープルシロップを使った爽やかな甘さのミルクフランスも絶品でした。
動物性食材を使わずともこんなに美味しいパンが作れるなんて。ヴィーガン料理を侮っていた自分を反省しました。今回のヴィーガンパンとの出合いを機に、我が家でも少しずつヴィーガン食を実践してみようと思います。
生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。
