見慣れた部屋に、新たな風を吹き込むディフューザー #深夜のこっそり話 #1377

長年(もうすぐ6年目に突入)住んでいるからこその愛おしさもある反面、コロナ禍において自宅で過ごす時間が増えすぎたことにより、部屋の中にさえ変化を切望しているのか、引っ越ししたい欲が急上昇中です。家の間取り上、現在ベスト・ポジションに置いているベッドやらデスクやらを動かして、模様替えで気分を変えることもできず。変わらぬ部屋で日々エンドレスにPCと向き合っていることに、心も体も限界のようです。なにか気分を変えられるものはないかと部屋を見渡しているとき、もうすぐディフューザーが無くなることに気付きました。思い返してみるとここ数年ずっと同じものをリピ買いしていたので、そろそろ変えてもいいかもと思い、早速リサーチ。するとジョー マローン ロンドンとアーティストのマーティン トンプソンのコラボレーションアイテム1月末に数量限定発売されるという情報をキャッチ! 陶器の美しさに一目惚れしたこともあり、新たなディフューザーを我が家に迎え入れることにしました。

今回はジョー マローン ロンドンを代表する香りのひとつでもあるイングリッシュ ペアー&フリージアをセレクト。以前同じ香りのボディ&ハンドソープを愛用していたこともあり、懐かしさを覚えながら到着を待ちわびていました。いざ届いた箱を開けて直に見ると感動は二倍! 絵画のような繊細なタッチで表現された陶器を眺めていると、気軽に外に出かけられない状況のなかで、新しい景色と出合ったような高揚感に包まれました。この素晴らしいデザインを描いたのが、デザイナーやフォトグラファーといった経歴を持ち、現在はNYを拠点とするインテリアアーティストのマーティン。「画家的な感覚を取り入れた」という本コレクションは、絵の上にニュアンスを放つ花の写真を加工することで、ヴィンテージライクな雰囲気も醸し出しているよう。肝心な香りに関しては決してしつこくない洋梨ベースのフルーティな甘さが魅力。堪能していると優雅な気持ちになれるのです。

現在デスクの横に置いているのですが、ふとした瞬間に優しい香りが鼻をかすめて、なんだか気持ちも不思議と上向きに。ちらりと視界に入るだけで「ああ、綺麗」と何度でも見惚れてしまいます。見慣れたはずの部屋さえ、違う空間に見えてくる。そんな新しい風&変化を吹き込んでくれたディフューザーに感謝しつつ、陶器はのちに花瓶などのインテリアとして使いたいと思います。

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エディターKISHI

ハマり癖のある、いわゆるミーハー。愛犬と過ごす時間と、韓国ドラマ鑑賞が生きがい。主にファッションとセレブを担当していますが、美容ネタも大好物。

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