周りのおしゃれな人たちがこぞって履いている、ビルケンシュトック。実は私、撮影で何度となく出会っては試着して、取材して……そのよさを語れるほど知っていると自負しているはずなのに一足も持っておらず……（不思議）。先日の夏のサンダル企画で再びビルケンシュトックのサンダルと再会し、買い物欲がフツフツと湧き上がり、ついに原宿の直営店へ行ってきました。
もこもこの履き心地が堪らないシアリング
ただ、買いに行ったのは8月下旬。このタイミングならば、秋も履ける一足が欲しい！ と思いつつ、お店に入ってすぐさま目に入ったのがこれでした。もこもこのビジュアルが愛らしい、不動の人気モデル「アリゾナ」の「アリゾナ ビックバックル シアリング」です。
実際に試着すると、中敷とストラップのライニングにあしらわれたラムスキンボアのもこもこ感と、ビルケンシュトックの定番デザイン、コルクのフットベッドが相まって歩きやすくて仕方ありません！！！ 贅沢に自宅のスリッパとしても使いたいくらい履き心地抜群。
アッパーは味のあるヌバックレザーを採用
そして、もうひとつ気に入っているポイントが、アッパーにビンテージライクな風合いの、オイルドヌバックレザーを使用している点。履き込んだようなムラのある色みが、足元に愛らしさだけでなく、玄人感も出してくれるのです。
この温かさ、冬にこたつでぬくぬくしながら食べるアイスや、冷房でキンキンに冷えた部屋で毛布にくるまるような感覚で、冬になったら寒空の下で素足で履きたい！ もふもふのテクスチャーを満喫したい！ と、個人的な冬のTo Doリストがひとつ埋まりました。
シーズンレスに足元を彩る万能さ
もちろん素足だけでなく、ソックスやカラータイツと合わせても素敵に。足元にボリュームやインパクトを持ってくることで、秋冬シーズンのコーディネートの幅が広がります。本格的に寒くなってきたらロングコートの下からソックスやカラータイツをちらりと覗かせて、サンダルとのコンビネーションを楽しみたいです。
ファッション担当。ワードローブの8割を白黒が占める自称ミニマリスト。シーズン中は野球観戦が日課。よく髪の色が変わります。
