先日、東京都現代美術館で開催中の、ジャン・プルーヴェ展に行ってきました。企画展の関連グッズはさておき、その日私は、美術館から小さな天使をお持ち帰りすることになりました。「紙のお香 天使のことづて」です。
なかでも私が好きなのは「One eye sees, the other feels./片方の目で見て、もう片方の目で感じる」という言葉。燃え切るまでをぼーっと眺めるのが至福のひとときです。煙とともに部屋に広がる白檀の香りも、日々の疲れを癒してくれます。文字の書かれた紙がゆっくりと燃えていくさまは、なんともロマンチックなものですよ。
エディターTAJIKA
新米エディター。危険ギリギリのラインを攻めた海外一人旅が好き。最近はスパイス料理に沼ってしまい、口内に刺激を求める日々です。