「自分には似合わないだろうな〜」、そんな先入観からメガネをずっと遠ざけてきました。オシャレなメガネを見ても、「可愛いな、素敵だな!」とは思っても、じゃあ自分のために買おうとまでは思うことがなかったんですよね。ところが! 先日長年にわたる苦手意識を払拭する出来事がありました。
![アーレムのメガネ](https://img-spur.hpplus.jp/article/parts/image/12/120f9c87-0136-4a38-b5b1-3fcc1d7b0cf6-3024x3024.jpg)
メガネ「ソフィア」¥58,300/グローブスペックス エージェント(アーレム)
グローブスペックスの展示会に伺った際、無難なシルエットのサングラスに手を伸ばしかけていたところ(サングラスはたくさん持っている)、颯爽と代表の岡田さんが登場して、私に「こっちの(アーレムのピンクのキャットアイフレーム)メガネが似合うと思うよ」と勧めてくれたんです。正直、「これ私には絶対似合わない超絶おしゃれデザインじゃん…?」と一瞬かなり怯んだことを告白いたします(笑)。で、恐る恐るかけてみたら意外や意外、「めっちゃ馴染む! ピンクの髪色とマッチしていい感じに見える気がするんですけど」という、ミラクル体験を経て人生初のメガネを購入しました。
![アーレムのメガネ](https://img-spur.hpplus.jp/article/parts/image/4f/4f32696a-969e-4dd8-8d46-6b4e8f7360a5-3024x3024.jpg)
アーレムといえば、まるでアクセサリーのようにキラキラと輝くゴールドの彫金。前から見ても横から見ても美しい全方位メガネ!
フランス出身のデザイナーが手がけるアーレムといえば、SPUR編集部で半数が持っている(!?)と言っても過言でない、人気アイウェアブランド。このメガネのいいところは、キャッチーなピンクでありながら、肌馴染みが抜群ということ。そして、アーレムで人気のキャットアイフレームを用いながらも、いい意味でクセが強すぎない! 個性的だけど可愛いという絶妙なバランスで成り立っているんです。そして、一番のポイントは、70'sを彷彿とさせる極太テンプルに埋め込まれたゴールドの彫金。横から見たときも、まるでアクセサリーみたいにキラキラと輝くんですよ。シンプルな服のときでも、これをかけるだけでさりげないオシャレ感を生み出せる、モードな小道具として活躍しています。
![アーレムのメガネケースとメガネ拭き](https://img-spur.hpplus.jp/article/parts/image/61/61d376e8-73a1-4b04-85c6-236798a142e9-3024x3024.jpg)
付属のメガネケースとメガネ拭きも素敵。細部にまでアーレムの美意識が感じられます。
そして先日、来日したアーレムのデザイナー、アーレム・マナイ・プラットさんにインタビューする機会がありました。ブランド設立当初、男社会のメガネ産業に女性一人で飛び込んで、とても苦労をしたこと。10年後もそのアイウェアを着けていられるか? ということを常に意識しながら、長く愛せる本質的なデザインを心がけてアイウェアをつくっていること。そんな話を聞いた後にこのメガネをかけると、よりエンパワーされるんです。自分の背中を押してくれたこの1本を、これから大事に使っていこうと思います。
あと最後にもうひとつ、メガネに苦手意識がある私のような人がいたら、グローブスペックスの岡田さん(要予約)に見立ててもらうことを強くオススメします!
![エディターAKIYAMAプロフィール画像](https://img-stg-spur.hpplus.jp/article/parts/image/39/39192180-aaa8-406d-86fd-99d354e9617e.jpg)
ファッションとカルチャー担当。ボーイッシュな服がワードローブの大半を占めています。ラジオとハイボールがあれば、とりあえず幸せです。