冬のガサガサ手肌をレスキューする【優秀ハンドクリーム10選】

「チャンス」の香りに包まれて、心までほぐれる潤いケアを

美容賢者でもあるSPUR.JP編集長のIGARASHIが愛用中なのは、「シャネル」から現在限定発売中の、「チャンス クレーム マン」。

乾燥が気になる冬こそ、手放せないのがハンドクリーム。「チャンス クレーム マン」なら、20mlサイズなのでモバイルにぴったりです。香りはポジティブな気分を運ぶ「チャンス」をベースに三つ。ジャスミンやパチュリにピンクペッパーが効いた元祖「チャンス」は、淡いピンク色。桜色のチューブは、グレープフルーツがジューシーに香る美味しそうな「チャンス オー タンドゥル」。シトロンがキラキラと弾ける「チャンス オー フレッシュ」は、ライムグリーンに染まって届きます。

みずみずしい質感で、すっと肌になじみます。直後のデスクワークやケータイ作業にもストレスがないのが嬉しい。（SPUR.JP編集長IGARASHI）

ランコムの名香「イドル」から、ハンドクリームが登場

優雅でありながら、大胆。一人ひとりの美しさを目覚めさせ、自信をブーストする「ランコム」の「イドル」。現代女性の力強さとしなやかな美しさを、いきいきとしたフレッシュフローラルで表現したフレグランスに、ハンドクリームが仲間入り。

凛としたローズとジャスミンを、爽快なシプレーアコードが包み込む「イドル」。その香りを気軽に楽しみながら手肌を潤すハンドクリームは、なじませた瞬間、心まで澄み渡るような芳香が広がり、癒し効果満点。保湿成分には、シアバターやロイヤルゼリーなど自然由来の成分を配合。素早くなじんでベタつかず、なめらかな手もとをキープする。

セラムとクリームの二刀流で、徹底ケア！

長年のジェルネイル生活の影響か、爪周辺の酷いかさつきに悩まされているというエディターHORIEが、冬一番心強いセット！と太鼓判を押すのが、「オサジ」のハンド マッサージ セラム&ハンド モイスト クリーム。

愛用中なのは、「OSAJI（オサジ）」の「リトリート ハンド マッサージ セラム」（写真右）と、「リトリート ハンド モイスト クリーム」（写真左）です。この2点、“リトリート”という言葉が示すように、マッサージしながら使うことを主な目的につくられたアイテムなんです。就寝前に、自宅でゆったりとケアをしながら使うのももちろん良いのですが、私は日中に愛用中です。理由は、セラム、クリームを塗り込んだ後の肌ざわりのよさに感動したため。塗った後にPCやiPhoneを触っても、ストレスをほとんど感じない、軽やかな仕上がりにときめきます。また、保湿効果ももれなく高いのもポイント。柔らかなテクスチャーのセラムで潤いを与え、クリームを上から被せるように塗り込むと、まるでお風呂上がりのようにふっくら柔らかな感触に。サラッとしているのに、高保湿。デスクワークしている時も負担にならないのがうれしすぎる！（エディターHORIE）

見た目の可愛さにも負けない実力派

エディターKAGOHARAがおすすめしてくれたのは、NY発のビューティブランド「グロッシアー」のハンドクリーム。可愛らしいパッケージだけでなく、ハンドクリームとしての実力の高さも絶賛。

海外製品って、見た目が可愛いけど香りが濃くて合わない……ということをたまに聞きますが、このアイテムはかなり控えめな仕様。素材は自然由来の成分で、このハンドクリームはすべての肌タイプ向け。他にもクルエルティフリーなどの表記もされており、安心感があります。さすがミレニアル世代から支持されるブランド、配慮も手堅い。香りもほんのり、うっすらとわかる程度。うまく形容しがたい、フレッシュでクリーンな香りです。鼻が詰まっていたらわからないくらい。同じ香りの練り香水も購入したのですが、ピンクペッパー、アイリス、ムスクっぽい香り…などなどが入っていて、つける人によって香り方が変わるそう。塗った後のテクスチャーはさらっとしていて、手になじませたあとすぐデスクワークに戻れます。

いいことずくめのハンドクリームに出合い、この冬の私、ささくれとは無縁に過ごせそうな気配です。（エディターKAGOHARA）

ピースフルな芳香が漂う、スックの新作ハンドクリーム

20周年のアニバーサリーイヤーを迎えた「スック」から、新たな香りを宿したハンドクリームが登場。香りのインスピレーション源となったのは「穏」という一文字。この漢字に思いを巡らせ出来上がったのは、心を落ち着かせるようなピースフルな芳香。暗がりに灯るキャンドルの炎のようなあたたかさを、ビターオレンジやローズ、サンダルウッドなどで表現している。

厳選した植物由来の保湿成分をブレンドし、手肌をなめらかに整えながらもベタつきは残らない。すぐれた保湿効果のみならず、屈折率の高いオイルによる光の効果で、大人の手肌を艶やかに見せてくれるのもポイント。ほのかに漂う「穏の香」の香りとともに、心地よいケアタイムを堪能できる。

ユースキン製薬で、金木犀の香りのハンドクリームを発見

金木犀の香り漂う「ユースキン製薬」のハンドクリームは、高保湿だけれどベタつかないから作業中にも最適。さらにほのかに香るから、場所やタイミングを気にせず使えるのも嬉しい。このハンドクリームでケアをしながら、自分だけの密かな癒しを楽しんで。

シアバターやミツロウ、ハーブの効能で、潤いと抗菌を両立

持っているだけで気分が上がる「ビュリー」のコスメ、ハンドクリームは期待を裏切らないデザイン！ 赤いチューブは、保湿力に優れた定番のハンドクリームに精油をプラスしたバージョンで、抗菌効果が期待できるというもの。シアバターをはじめ、肌の再生に働きかけるセサミオイルや、肌を柔らかくするミツロウを組み合わせたクリームに、ユーカリやスウィートオレンジをはじめ、ヨーロッパで古くから消毒や鎮静効果があるとされてきた8つの精油を配合。ハーブのさわやかな香りは塗った後もほどよく持続。硬めのテクスチャーで、しつこい乾燥にもうってつけ。ひざ、ひじ、かかとなどのケアにもおすすめ。

天然由来成分100%・香料不使用で、愛犬＆愛猫とのシェアが可能に

3歳のミックス犬と暮らしているエディターHAが愛用しているのは、“ぷにぷにのお手手”から名づけられた「punite（プニテ）」。なんとこちら、犬や猫にも使えるハンドクリーム！

富山の老舗製薬会社、前田薬品工業に務める女性スタッフの「たくさんのいぬ、ねこを幸せにする」という思いから生まれたというハンドクリームは、彼らが舐めても大丈夫なよう天然由来成分100％。動物由来のものを一切使用せず、動物実験もしていない。そして無香料なので、嗅覚が鋭い犬にも安心して使うことができます。それから気になるつけ心地は軽やかでベタつきは一切なし！　塗って素早く乾き、そのまま愛犬が歩き回っても床に跡がつくことはもちろんないし、私自身もすぐに紙を触ることができるのがありがたいテクスチャー。網中いづるさんのイラストが目印の心躍るパッケージまで理想的な名品です。（エディターHA）

エコ先進国オーストラリア発の、人にも自然にも優しいハンドクリーム

オーストラリア生まれのグリーンエアケアブランド「グリーンネイションライフ」は、日用品業界で25年以上のキャリアを持つメルボルン在住の2人の女性が、2021年春に立ち上げたブランド。安全かつ天然由来で、ヴィーガンフレンドリー処方。さらに、デザインや贅沢な香りにもこだわったホームクリーニングアイテムやルームディフューザーが本国でも人気に。また、リサイクル素材を使ったパッケージはすべてリサイクル可能と、サステイナビリティと環境保護に力を入れているのも特長だ。

みずみずしく、サラリとした使い心地の「インテンシブハンドクリーム」は、ホホバオイルやシアバターのほか、オーストラリア先住民アボリジニが古来より食してきた、ビタミンCたっぷりのパワーフード“デザートライム”や、オーストラリア固有の植物“バンクシアセラタ”花エキスなどをブレンド。パワフルな植物由来エキスが手肌を乾燥から守りつつ、スイートオレンジ&レモングラスの爽やかな香りで気分もリフレッシュできる。エアレスポンプのため、最後までフレッシュな状態で使えるのもポイント。

しっかりと香るタイプで、気分もリフレッシュ！

最後にご紹介するのは、SPURのYouTubeチャンネル「シュプールTV」でもお馴染み、ビューティ エディターYOKOMIZOの愛用品。「元々はまめにハンドクリームを塗るタイプではなかった」と話すYOKOMIZO。しかしYouTube撮影で手元が映される機会が多くなり、こまめなハンドケアに励んでいるそう。

サボらず楽しくケアできるように、最近はハンドクリームを香りで選ぶことにしています。それも、さりげなく香るタイプというよりは、好きな香水と同じ香りの、しっかりめに主張するもの。仕事中にスッキリ気分転換したいなという時は、上品フレッシュ系の王道・グタールのオーダドリアン ハンドクリーム。レモンやベルガモットの爽やかな香りは、ランチ後のちょっとぼんやりしがちな時間帯に使うと「ふわ〜ん、幸せ。もうひとがんばりしよ」となります。ちなみに、私はオーダドリアン派ですが、みんな大好きプチシェリーやローズ ポンポンのハンドクリームもありますよー。（エディターYOKOMIZO）