スウェーデンでは、出産間近とされるソフィア王女が準備のため表舞台から一時姿を消す一方で、フィリップ王子は”スタジアムキッチン”でヒートアップ! 国内のスーパーシェフ達が、究極の一皿を競い合うべく腕を振るう「シェフ・オブ・ザ・イヤー」のステージに審査員として現れた王子。
Photo by @crownprincely twitter
挑戦する8名のシェフ達に与えられた食材は2コース分、そして準備時間は何と5時間! 本年の食材は、ノルウェー産の白身魚とカニ、スウェーデン産の羊肉かノロジカの背肉など。そして興味深いことに、それらの食材と野菜が半々になるよう考案することがマストだという厳しいルールがあり、国際的に知られるシェフの創作たちがしのぎを削り大勝負に挑む。贅沢な美食を採点する王子の表情も真剣そのもの。
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ついにフィリップ王子は、シェフらの技術や個性あふれるメニューを試食、採点し、ベストメニューを選び出した。熱い戦いを制し、金メダルを獲得したのはストックホルムのレストラン、リラ・エゴ(Lilla Ego)のジミー・エリクソン。リラ・エゴは、小規模ながらクリエイティブなメニューや店内のコージーな雰囲気が地元で高い評価を得ているスウェーデン料理の人気レストランだそう。銀メダルは、同じくストックホルムのスカンジナビアン料理レストランAVEQUIA(アベキア)のヨハン・バックス。
「僕は出場者全員に感銘を受けました。彼らの持つ深い知識、創造性、勤勉さには目を見張るものがありました」と王子の熱いコメントも。フィリップ王子のお墨付きとなれば常時満席は時間の問題!? ストックホルムに行く機会がある方、予約困難になる前にぜひ訪れて。