米ネバダ州のラスベガスで開催されたミス・ユニバース世界大会。今年は、南アフリカ代表のデミ・リー・ネル・ピーターズがグランプリに輝いた。またホストを務めたのは、2015年の同大会で優勝者の名前を間違えて読み上げてしまったことで有名なスティーブ・ハーベイ。果たして今年は……?
米ネバダ州のラスベガスで開催されたミス・ユニバース世界大会。今年は、南アフリカ代表のデミ・リー・ネル・ピーターズがグランプリに輝いた。
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22歳のデミは、南アフリカの西ケープ州出身、大学では経営管理学の学位を取得している。以前、車に乗っているときに突然銃で脅されたカージャックの経験から、現在はニューヨークで護身術のトレーナーとして働いているそう。
南アフリカ代表がグランプリに輝くのは、今回で2度目。発表の後には、毎年その年の優勝者に引き継がれることで知られる、ダイヤモンドと真珠があしらわれたおよそ3,000万円相当の豪華な冠が、ミス・ユニバース2016のイリス・ミトゥネールから授与された。
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優勝者を決めたのは、TV司会者のロス・マシューズとジェイ・マニュエル、米総合格闘技団体(UFC)の特派員であるミーガン・オリビ、ミス・ユニバース2015のピア・ウォルツバックを含む6人の審査員たち。フィリピン、カナダ、アメリカ、スリランカ、ジャマイカなど16ヶ国の代表がファイナルに残ったが、南アフリカ代表のデミがグランプリを勝ち取る結果となった。
ちなみにこの大会のホストを務めたのは、2015年の同大会で優勝者の名前を間違えて読み上げ、話題を集めたスティーブ・ハーベイ。優勝者の名前が書かれた紙を受け取った後に、「あんな失敗は二度と起こらないよな」と自身に言い聞かせるようにつぶやいた彼だが、今回は何のトラブルもなく済んだ。
ミス・ユニバースのグランプリに選ばれると、その後1年間世界各国をまわり、発展途上国における難病の子どもたちの支援やHIVに関する知識普及など、さまざまなチャリティーやボランティア活動に参加するそう。今後どのような活躍を見せてくれるのか期待したい!