ヘンリー王子との挙式を5月19日(現地時間)にひかえ、ロイヤルファミリーの一員となる日が近づいてきたメーガン・マークル。昨年11月の婚約発表から今日までの間で、海外メディアが報じたメーガンの型破りな「行動」についてご紹介。
2018年5月19日(現地時間)に行われるヘンリー王子とメーガン・マークルの結婚式。 新しくロイヤルファミリーの一員となるメーガン・マークルは、自然体の飾らない人柄で、すでに多くの人々の心を掴んでいる。女優という華やかなキャリアに加えて、母親はアフリカ系アメリカ人、父親はアイルランド系オランダ人という国際色豊かなバックグラウンドをもつことから、伝統あるロイヤルファミリーに新しい風を吹き込む存在としても注目されている。
まだ、正式にはロイヤルファミリーのメンバーではないが、昨年11月27日(現地時間)の婚約発表以降、ヘンリー王子とともに公務に出席してきたメーガン。ロイヤルウェディングをいよいよ約1カ月後にひかえ、今回はメーガン・マークルが人知れず打ち破ってきたロイヤルファミリーの「暗黙のルール」について紹介する。
婚約発表で注目を集めたメーガンの生脚
昨年11月27日(現地時間)に婚約を発表し、ケンジントン宮殿内でフォトコールに応じたヘンリー王子&メーガン。メーガンの左手薬指で輝く婚約指輪に視線がいきがちだが、ここではメーガンの脚にご注目を。このときのメーガン、ロイヤルファミリーとなる人物であれば公の場で当然着用すべきものを身に着けていない。そう、 それはストッキング。
ファッション&ライフスタイルサイト『THE CUT』によるとイギリス王室では、公務の席でストッキングやタイツを着用するのが暗黙のルールとされており、エリザベス女王はもちろんのこと、キャサリン妃も当然、肌のトーンに馴染むストッキングをはいて公務に就いている。
キャサリン妃と対照的なメーガンの無造作ヘア
3月23日(現地時間)、公務の一環でヘンリー王子とともに北アイルランドの都市リスバーンを訪れたメーガン。この日のメーガンの髪型は頭の低い位置でラフにまとめた無造作なシニョンスタイル。一見すると何の変哲もない髪型だが、ゴシップサイト『PEOPLE.com』によると、ロイヤルファミリーの間では、あまり見られない髪型とのこと。
イギリス王室の女性たちは髪をシニョンにまとめる際、ヘアネットを使用するなどして、髪が乱れないようにするのが慣わしだとか。 キャサリン妃のシニョンヘアスタイルを見ると、確かにヘアネットを着用している。
ロイヤルファミリーの伝統に忠実な優等生タイプのキャサリン妃と、大らかでのびのびとした“カリフォルニアガール”タイプのメーガン。対照的な二人のキャラクターがヘアスタイルからもうかがい知れる。
ロイヤルファミリーの女性たちはショルダータイプのハンドバッグ禁止!?
ファッションサイト『W Magazine』によるとイギリス王室の女性は、キャサリン妃に代表されるように、公務の際は肩ひものないバッグ、クラッチバッグを持つことが多い。クラッチバッグに常時手を添えていることで、手持ち無沙汰にならず、また一般市民の側から握手を求めにくい状況を作り出す効果があるそう。そんな姿に見慣れているからか、メーガンのショルダーバッグスタイルは新鮮そのもの。いつでも握手ができるようにというメーガンの思いの表れ?
Photo:Getty Images
サインの要求にファインプレー
1月18日(現地時間)、ヘンリー王子らとともにメーガンはウェールズの首都カーディフを訪問。ケイトリンという名前の少女からサイン求められるも、王室にはサイン禁止のルールが! 普通であれば、やむなくお断りするところだが、機転を利かせたメーガンは自分の名前は入れず「こんにちは、ケイトリン」とだけ書き記すというファインプレーで対応。他にも、禁止されているセルフィーの要求に応じたり、気さくに談笑したりとファンたちを大いに喜ばせた。
結婚式も型破りになる?
5月19日(現地時間)に予定されている挙式も、「型破り」なものになることが予想されている。ロイヤルウェディングでは、慣習的に白を基調にしたウエディングブーケを使用することが多いが、メーガンのブーケには色とりどりの牡丹が取り入れられる予定だとか。またイギリス王室だけではなくイギリス国内でも珍しく、式では新婦であるメーガンがスピーチする可能性も。
昨年11月の婚約発表から今日までの公務で、これまでにない新しいプリンセス像を提示してきたメーガン。これからの動向もますます目が離せない。