約1年3ヶ月の結婚生活に幕を閉じたジョニー・デップとアンバー・ハード。離婚については、いまだ謎に包まれたままだが、破局から2年経過した今、ジョニーが重い口を開いた。
1984年公開の映画『エルム街の悪夢』で銀幕デビューを果たし、1990年のファンタジー映画『シザーハンズ』でその名を世界に轟かせたジョニー・デップ(55)。いまなお映画界の第一線で活躍し続ける一方で、ロックバンド「ハリウッド・ヴァンパイアーズ」のメンバーとしても知られている。
プライベートでは、映画『ラム・ダイアリー』で共演したアンバー・ハード(32)と、2015年に結婚したジョニー。揃ってパーティに来場するなど結婚生活は順調に見えていたが、2016年5月に、アンバーが離婚調停を申し立てる事態に発展し、関係は泥沼化してしまった。離婚理由は「和解し難い不和」と言われていたが、後にアンバーは「夫からの暴力に耐えられなくなった」と語った。
離婚当時、米ゴシップサイト『TMZ』は、ジョニーがアンバーを罵っているような場面の動画をスクープしたが、ジョニーの関係者は「彼はアンバーにはめられたんだ」と主張。どちらも一点張りだったが、ジョニーが慰謝料約7億円を支払い、離婚裁判は収束した。
そんな中、ジョニーが米音楽誌『ローリングストーン』に対して、「すべては語れない」と前置きしつつも、破局当初の心境を打ち明けた。
「破局後は、バンドのツアーを回ることで気を紛らわせていたんだ。朝起きるとウォッカを飲んでいたよ。それでも涙は枯れなかった」とジョニー。また、アンバーから離婚を申し立てられた3日前に、実母のベティ・スーを癌で亡くし、激ヤセしたと報じられていたが、「大切な人を同時に失った。悲しみは比べられない」と話した。
アンバーは離婚申請後、実業家のイーロン・マスク(46)と交際し破局。3月には、ショーン・ペン(57)とデートしている姿もキャッチされるなど、シングルライフを謳歌中。一方のジョニーといえば、マネージャーとのマネートラブルやアルコール依存も心配されるが、現在はバンドのツアーを回りながら、映画出演も控えているとか。スクリーンでジョニーを再び見られる日は、そう遠くないはず!