米人気番組で「愛息子のために18年間、禁酒することを決意した」と発言したことが話題を集めていたアン・ハサウェイ(36)。世間からの反響を受けて、雑誌のインタビューで真相を語った。
実力派女優としてハリウッドの第一線で活躍する傍ら、プライベートでは俳優兼プロデューサー兼ジュエリーデザイナーのアダム・シュルマン(38)との間に授かったジョナサンくん(3)を育てるアン・ハサウェイ(36)。
アンが「息子のために、18年間禁酒をする」と発言したのは、遡ること2019年1月22日(現地時間)のこと。米人気番組『The Ellen DeGeneres Show』(邦題:エレンの部屋)に出演したアンは、その3日後にアメリカで公開された自身が出演する映画『Serenity』(原題)の撮影現場でのエピソードを告白。
その日の撮影を終え、同作で共演したマシュー・マコノヒー(49)たちとお酒を楽しんでいたアンだったが、「何も覚えていない」ほど泥酔してしまったとか。そして次の日に、二日酔いのままミーティングに参加したという失敗談を打ち明けた。
さらに「ある朝、息子を学校まで送ったときに、運転はしていなかったけど二日酔いのまま一緒に乗車したことがあったの。子どものために良くないことだと思ったわ」と続けた。息子を育てるひとりの母親として反省したアンは、これらの出来事をきっかけに禁酒することを決意。そのことを番組で話すと、世間からたくさんの反響があったそう。
するとアンは、4月16日(現地時間)に公開された米『ボストンコモン』誌ウェブ版のインタビューで自分の意に反する声についてこう話した。
「禁酒を決断したのは、私自身がアルコール依存症だからではないわ。カクテルを飲んだだけでも二日酔いになってしまうの」と説明。さらに、「禁酒前の最後の二日酔いは5日間も続いたのよ。再び飲酒をするときは、少なくとも息子がひとり立ちしてからね」。
そして、「飲酒する母親を否定する気持ちはないし、私のように極端なことをする必要はないと思う。あくまでもこれは私のやり方なの」と付け加えた。
アンといえば、2017年には「アルコールに溺れていた時期があった」と激白していたこともあったが、どうやらアルコール依存症ではないよう。
映画『レ・ミゼラブル』(2012年)では約11kgの減量に成功し、アカデミー賞助演女優賞を勝ち獲ったアン。きっと禁酒生活も難なくやりのけるはず。