歌手のマライア・キャリー(49)がインスタグラムで娘のモンローちゃん(8)とのエピソードを明かすと、意外にも庶民的な彼女の素顔に、世界中のマライアのファンがほっこり。
歌手マライア・キャリー(49)のインスタグラムでの最新の投稿が、またも話題を呼んでいる。ある日、娘のモンローちゃん(8)を買い物に誘ったというマライア。「世界中のどこでも好きな店に連れて行ってあげる!」と言うと、彼女の娘が選んだのは意外にも庶民的な場所だった……!
その店は、アメリカでおなじみの「ターゲット」。食料品から雑貨まで、お手頃な値段でなんでもそろうチェーンのスーパーだ。
マライアは2019年9月10日(現地時間)、自身のインスタグラムにその時の買い物の様子をアップ。スーパーのカートの大きなカゴに入ったモンローちゃんと、娘とのショッピングにゴキゲンな様子のマライアが写っている。
この投稿にマライアのファンをはじめ、彼女を知る著名人も続々とコメントを寄せた。
人気司会者のアンディ・コーエン(51)は「今まで見たターゲットの広告のなかでも、最高だ!」と絶賛。マライアの元夫でモンローちゃんの父親でもあるニック・キャノン(38)も、「さすがは俺の娘!!!!」と親バカ全開で喜びを表した。
マライアといえば、2018年までに全米ヒットチャートで18曲が第1位を獲得、アルバム・セールスは2億枚を記録するなど、数々の伝説を持つ世界的な歌姫。1998年に発売したベストアルバム『The Ones』は日本で360万枚を売り上げ、洋楽史上最多セールスを記録するなど日本でも「マライア旋風」を巻き起こした。
ソロアーティストとしてこれ以上ない名声と資産を手にした彼女だが、意外にも幼少期は決して裕福ではなかったという。
そのせいか、子どもの教育に関しては堅実な考えを持っているよう。今年8月の米誌『People』の取材に対し、彼女の双子の子どもたちには「地に足をつけた生活をして欲しい」と望んでいることを明かしていた。
「(子どもたちから)『これが欲しい』って言われたら、『20ドルもする物を欲しがるなんて!』って返しているわ。だって私が子どもの時には、1ドルを持つことすら夢のようだったんだもの。私の家には、お金が全くなかったからね。だから彼らにも、今手にしている物を大切にして欲しいの」と語ったマライア。
彼女は毎年、低所得家庭の子どもたちに芸術教室や就業機会を提供する「キャンプ・マライア」を主催しており、今年の8月のキャンプでは子どもたちも同行させている。
そんな教育熱心な母親としての顔を見せたマライアだが、最近の歌手活動としては昨年発売したアルバム『Caution』に続き、新たなアルバムリリースの予定もある様子。さらに今年は、『恋人たちのクリスマス』を収録するホリデーアルバム『Merry Christmas』が発売から25周年を迎えるにあたり、その記念パッケージのリリースも企画しているのだとか。
「夏もいいけど、やっぱり一番好きなのはクリスマスなの!」と語ったマライア。歌手、母親として、素敵に歳を重ねる彼女の新アルバムが待ち遠しい!
text : Saki Wakamiya