終戦記念のイベントで、英国ロイヤルファミリーがロンドン市内のイベントに登場。注目を集めたのは、偶然にもネイビーカラーで一致したキャサリン妃(37)とメーガン妃(38)の“ご公務ファッション”だった。
毎年11月11日の「リメンブランス・デー」は、第一次世界大戦の戦没者を追悼するイギリスの重要な記念日。この日に先駆けて、ロンドン市内ではさまざまなイベントが催されている。
2019年11月7日(現地時間)、ウィリアム王子(37)とキャサリン妃(37)はロンドンにあるセント・マーチン・イン・ザ・フィールズ教会を訪れ、テロなどの救急災害時に対応する慈善団体、ナショナル・エマージェンシーズ・トラストの設立記念式典に出席。
一方で、同じ日にヘンリー王子(35)とメーガン妃(38)はウェストミンスター寺院で行われた追悼式典に参加した。
キャサリン妃とメーガン妃はこの日別々の行事に参加したが、その公務スタイルの共通点に注目が集まっている。
ふたりが選んだのは普段よりフォーマル感のあるシックなデザイン。どちらもイギリスのユニフォームカラーとも言える紺色で、ともに追悼イベントにふさわしいチョイスを披露した。
キャサリン妃が着用したのは英国ブランド、エミリア・ウィックステッドのベルト付きドレスで、もはや彼女の代名詞ともなっている“フィット&フレア”シルエット。耳もとにはサファイヤとダイヤモンドをあしらった、ダイアナ元妃のピアスがきらり。
メーガン妃はカナダブランド、セントーラーのコートに同色のフィリップ・トレイシーの帽子を合わせ、足もとは黒のブーツでスパイスアップ。インテリジェントな着こなしを得意とするメーガン妃ならではのスタイリング。
どちらも戦没者への追悼の意を表すポピーの花のブローチがポイントになっていた。
キャサリン妃とメーガン妃はともに、着用アイテムが即完売するほど絶大な人気を誇るファッションアイコン。しかしイギリスブランドを着こなすキャサリン妃と、アメリカやカナダなどの海外ブランドを好むメーガン妃は、対照的なことから比較されることも多い。
派手なファッションで批判にさらされることもあるメーガン妃だが、今回のファッションはイギリス国民のお眼鏡に叶ったのだろうか。
バッキンガム宮殿の発表によると、11日に行われる式典では、ウィリアム王子夫妻とヘンリー王子夫妻が久しぶりに集合する予定。近頃対立がささやかれる兄弟だけに注目が集まるが、ふたりのプリンセスがどんなファッションで登場するかも気になるところ!
text : Saki Wakamiya