
イギリス王室ウィリアム王子の妻であるキャサリン妃。今年結婚9周年を迎えた際のエピソード、キャサリン妃自ら撮影したロイヤルファミリーの秘蔵フォト、着用アイテムなど、キャサリン妃のニュースを写真付きでお届け。
キャサリン妃の注目記事
キャサリン妃のワンピース姿に、ダイアナ元妃を偲ぶ声
新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウン後はじめて、外出での公務を行ったウィリアム王子とキャサリン妃。ブルーのプリント柄にネックラインの白襟が印象的なワンピースを着用したキャサリン妃を見て、1985年にケンジントン宮殿で撮影された写真のダイアナ元妃を思い出すロイヤルファンが続出した。
キャサリン妃、700円のイヤリングを着用
普段から1万円以下のワンピースを愛用するなど、庶民派な一面を見せてきたキャサリン妃だが、この日身に着けていたピアスは700円だったことが判明! 値段にこだわらずにファッションを楽しむ姿に、またも多くのラブコールが寄せられている。
ロックダウン中に迎えた結婚9周年記念日
ロックダウンが続いていたイギリスで、結婚9周年の記念日を迎えたウィリアム王子とキャサリン妃。ふたりは英王室公式インスタグラムにロイヤルウェディングの写真をアップ。ファンからのメッセージに感謝を表した。
キャサリン妃のプロフィール

キャサリン妃は1982年1月9日、イングランドのバークシャー州レディングに生まれた。父は英国航空の運行管理者、母は客室乗務員。キャサリン妃が生まれた翌年1983年には妹のピッパが、1987年に弟のジェームスが生まれた。ジェームスの誕生した年に、キャサリン妃の両親ミドルトン夫妻は、玩具とパーティー用品の通信販売会社を設立し、一家は富豪に。キャサリン妃はイギリスの名門校、マールボロ・カレッジを卒業し、後にウィリアム王子と出会うスコットランドのセント・アンドルーズ大学に進学。美術史を中心に勉学に励み、学位を取得した。卒業後は、イギリスのファッションブランド『ジグソー』のバイヤーとして働いていた。
キャサリン妃が英国プリンセスになるまでの歴史

ウィリアム王子との出会いから交際
スコットランドのセント・アンドルーズ大学に入学後、同じ寮で暮らしていた同級生のウィリアム王子と出会う。この頃からファッションに関心が高かったケイト・ミドルトンは、大学内のファッションショーでモデルとしてランウェイを歩く。その姿を見たウィリアム王子が一目惚れし、猛アタックの末、交際がスタートした。2004年にはウィンザー家の恒例行事であるスキー旅行に同行したことがメディアで報道され、世間から注目を浴び始める。
破局、復縁
2007年になると、ふたりの交際報道はさらに過熱。世間からの注目度が上がるにつれ、ケイトはパパラッチに追われる生活となり、同年4月には、破局報道が流れた。原因は定かではないものの、エスカレートしたパパラッチの追跡や、ケイトがプリンセスとして適任かどうかという王室側の躊躇が、理由のひとつなのではないかと噂されていた。しかし同年夏頃、ダイアナ元妃の追悼コンサートにふたりで姿を見せ、破局から数か月で復縁したことが明らかになった。
婚約
2010年、旅行先のケニアにて、ダイアナ元妃の婚約指輪とともにウィリアム王子からプロポーズ。同年11月には王室より公式に婚約が発表された。
結婚式
2011年4月29日、ロンドンのウェストミンスター寺院で結婚式を挙げた。イギリスでは、結婚式当日は休日となり、国全体がお祝いムードに包まれた。ウィリアム王子とキャサリン妃は、ウェストミンスター寺院からバッキンガム宮殿までの道のりを馬車で移動。ロイヤルウェディングを祝福するために、世界中から約1,900人ものゲストが集結。バッキンガム宮殿までの道のりには約100万人が列を成し、オンライン中継は約7,200万人が視聴するという注目度の高さから、「世紀の結婚式」と呼ばれるように。
キャサリン妃のウェディングドレス

キャサリン妃がウェディングドレスに選んだのは、アレキサンダー・マックイーンのデザイナーであるサラ・バートンのもの。イギリス王室の伝統を重んじつつ現代性を融合させたデザインにしたいというキャサリン妃の意見を元にデザインされた。ティアラはエリザベス女王から借りた、1936年製のカルティエの「ヘイロー」ティアラ。緩やかにまとめられた花嫁の髪に華を添えた。
キャサリン妃の子ども
Photo:Matt Holyoak/Camera Press/アフロ
第1子 ジョージ王子
結婚式の翌年2012年12月、英王室がキャサリン妃の懐妊を発表。そして2013年7月22日に第1子であるジョージ王子を出産した。ジョージ王子は長男であることから、祖父チャールズ皇太子、父ウィリアム王子に次ぐ、イギリス王位継承順第3位となった。
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第2子 シャーロット王女
2015年5月2日には、第2子シャーロット王女が産まれる。シャーロット王女の名前にはウィリアム王子の亡き母であるダイアナ元妃の名前も与えられ、シャーロット・エリザベス・ダイアナと名付けられた。
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第3子 ルイ王子
2018年4月23日には、第3子となるルイ王子が誕生している。
ふたりの王子と王女はキャサリン妃とウィリアム王子に愛され、すくすくと成長中。英国のみならず世界中で愛される、ウィリアム王子&キャサリン妃一家の仲睦まじい姿はたびたびマスコミで取り上げられている。
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妹ピッパ・ミドルトン

キャサリン妃のロイヤルウェディングでブライズメイドを務め、世間から注目を浴びた妹のピッパ・ミドルトン。アメリカのテレビ番組『TODAY』が2014年に行ったインタビューで、姉キャサリン妃との関係について「仲良く支え合うごく普通の姉妹」と語っている。
2017年にピッパがヘッジファンドを経営する大富豪ジェームズ・マシューズと結婚した際には、キャサリン妃の子どもたち、ジョージ王子とシャーロット王女が、それぞれブライズメイドとページボーイをキュートに務め上げた。
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メーガン・マークルとの不仲説
2018年11月にはウィリアム王子の弟ヘンリー王子の妻、メーガン妃との不仲説が噂されたキャサリン妃。しかしながら、同年のクリスマスの公務では、仲良く言葉を交わす姿がメディアで報じられた。英国王室関係者も、不仲説を否定している。
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キャサリン妃のファッション
公式訪問先からウィンブルドンでのテニス観戦など、様々な場所でこなれたファッションを披露しているキャサリン妃。TPOと伝統をわきまえつつも、センスが際立つスタイリングが多くの人の注目を集めている。ハイブランドからファストファッションのプチプラアイテムまで、幅広く使いこなすのも特徴的。公務の場でもZARAのアイテムを着用するなど、庶民的な感覚が好感を集めている。

2016年4月にインド&ブータンを訪問した際は、インドの伝統衣装、サリーから着想されたドレスや、同国のデザイナーやジュエラーのアイテムを取り入れたスタイリングが注目された。
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2012年にキャサリン妃が着用したジェニー・パッカムのブルーのロングドレス。胸元のカットやビジューなど、煌びやかでありながらも、上品さを失わないエレガントスタイルを披露し話題になった。注目を集めたそのブルーのロングドレスは6年後の2018年にも披露されることとなる。同じドレスを着回すという庶民的な姿とともに、3人の子どもを出産してもなお変わらない体形に驚きの声が相次いだ。

2018年3月、第3子のルイ王子を妊娠中にロンドンでキャッチされたキャサリン妃。着用しているドレスは、ノルウェー訪問中にも着ていたイギリスのマタニティブランドSeraphine(セラフィン)のもので、値段は255ドルとお手頃。

2018年10月、ルイ王子を出産後の初公務には、野外活動に合わせてカジュアルなアウトドアルックで登場。この日に着用したパンツは、2年前にも着用していたザラのもの。ブーツにいたってはなんと14年前から愛用しているもので、庶民的かつ着回し上手な一面をのぞかせた。
ダイアナ元妃の影響
キャサリン妃のファッションに大きく影響していると言われるのが、故・ダイアナ元妃。時代を超えて語り継がれるダイナ元妃のアイデアが活かされた、キャサリン妃の華麗なドレスアップ姿は常に注目を集めている。

2010年11月、婚約会見の際は、ISSAのロイヤルブルーのラップドレスを着用。ダイアナ元妃もチャールズ皇太子との婚約会見の際にブルーのセットアップを着ていたことから、大きな話題に。世界中を沸かせた婚約発表後、キャサリン妃のヘアスタイルを美容室でオーダーする女性が続出したとか。

2013年7月22日、第1子であるジョージ王子を出産。退院後初となる写真では、またもダイアナ元妃と同じく、ドット柄のドレスをチョイス。デザイナーはジェニー・パッカムで、出産後のドレスは子ども3人とも同じブランドで統一している。

2018年10月には、ダイアナ元妃が結婚式で着用した由緒あるティアラをまとった姿が話題になった。
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キャサリン妃のビューティ
ヘアスタイル
前髪を切るだけで世界的ニュースとなるほど、その華麗なヘアスタイル&ヘアアレンジに定評のあるキャサリン妃。その日のファッションやドレスの色に合わせて、自由自在にヘアアレンジを楽しんでいる。

2017年7月のウィンブルドン選手権では、トレードマークのロングヘアを肩下のミディアムスタイルにばっさりカットし、涼しげなサマースタイルを披露。

2016年6月にキャサリン妃がガーデンパーティーを訪れた際には、バラを形取ったハットに合わせたツイストアレンジで、ヘアスタイルでもバラを表現。

2017年11月には、ヘアアレンジで演出した“切らないエレガントボブ”、「フォブ」に注目が集まった。
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メイクアップ
エレガントな服装に合わせて、メイクアップはフェミニンに仕上げることが多いキャサリン妃。骨格がしっかりとしているが柔らかくハッピーな雰囲気のチークを入れることで、“可愛い、優しそう”というフェミニンな印象を与えることに成功している。

キャサリン妃が愛用するコスメブランドのひとつとして知られるのは、ボビイ ブラウン。結婚式のメイクアップはすべて、同ブランドのアイテムを使用。上品かつ華やかなスタイルを好む。
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キャサリン妃の公務
キャサリン妃が熱心に公務に取り組む姿はよく知られているが、特に関心が高いのが慈善活動。メンタルヘルスのチャリティーや子供のためのチャリティーイベントなどを積極的に行っている。
「The heads together」キャンペーン
メンタルヘルスに取り組む人々のためにサポートがなされるよう、個人や組織、そして社会に働きかけていく慈善活動。キャサリン妃らがサポートを表明している。
がんの子供のために7cmの美髪を匿名で寄付
2018年、髪を7cmほど切った際には、がん治療で髪を失った子供達のための慈善団体「リトル・プリンセス・トラスト」へ匿名でヘアドネーションを行った。
>>キャサリン妃、がんの子供のために7cmの美髪を匿名で寄付
クリスマス恒例のチャリティイベントに初参加
2019年12月、慈善団体「Family Action」のパトロン(支援者)の役割をエリザベス女王から引き継いだキャサリン妃。「Family Action」は、メンタルヘルス、DV、薬物依存、貧困などの問題を抱える家族を支援する慈善団体で、エリザベス女王は65年間にわたり、パトロンを務めていた。同団体が支援する子供たちとクリスマスツリーを選んだり、ツリーに飾るオーナメントづくりなど、クリスマスムードあふれるもの。キャサリン妃はグリーンのニットに赤いジャケットという、ホリデーシーズンにぴったりなファッションで参加した。
>>キャサリン妃がクリスマスカラーに身を包みツリー選び! エリザベス女王の長年のチャリティ活動を引き継ぐ
キャサリン妃の趣味
本人の口から趣味について語られることはあまりないが、2016年に行われた大英帝国勲章の授与式でウィリアム王子がキャサリン妃の趣味について語っている。塗り絵が好きでジョハンナ・バスフォードの『ひみつの花園』という大人向けの塗り絵がお気に入りだとか。
塗り絵以外にも3人の子どもたちの写真を撮ることも好きで、英王室の公式インスタグラムに投稿したり、マスコミにキャサリン妃が撮影したロイヤルキッズの写真が公開されたことも。
また、大のテニスファンとしても知られており、ウィンブルドンで試合観戦する姿が度々キャッチされている。