ヘンリー王子夫妻が今年のクリスマス休暇をロイヤルファミリーと過ごさないつもりであることが発覚すると、イギリスのメディアが猛バッシング! またも批判にさらされる事態になった。
英国王室は2019年11月13日(現地時間)、ヘンリー王子(35)とメーガン妃(38)が来たるクリスマスをロイヤルファミリーたちとは別々に過ごす予定であることを発表。すると、イギリスのメディアが夫妻を猛バッシング! またも批判にさらされる事態になった。
英国王室のメンバーは毎年、イングランド東部にあるエリザベス女王(93)の私邸サンドリンガム・ハウスを訪れ、揃ってクリスマスを祝うのが伝統。
しかし王室の声明によると、「ヘンリー王子一家は過去2回のクリスマスをサンドリンガム・ハウスで過ごしたが、今年は新しい家族(長男アーチー(0))が加わったこともあり、メーガン妃の母であるドリア・ラグランド(63)とともに休暇を過ごす予定」とのこと。
さらに「この決定は以前ほかのロイヤルファミリーが作った先例に則ったものであり、エリザベス女王の支持も得ている」と続け、あくまでも“ルール違反”ではないことをアピールした。
具体的な日程は公表されていないが、ヘンリー王子一家は11月末から休暇に入り、そのまま12月のクリスマスホリデーをメーガン妃の母ドリアとともに過ごすプランのよう。
ちなみに王室の声明にもある通り、ウィリアム王子(37)&キャサリン妃(37)一家も2016年のクリスマスに、キャサリン妃の実家であるイングランド南部のバークシャーで過ごしているところをキャッチされている。
前述の『Daily Mail Online』は、エリザベス女王がこの決定を発表の前日まで知らなかったことや、今年の夏期休暇でも夫妻がエリザベス女王の招待を断ったことなどを引き合いに出し、「不可解な欠席」「高齢の女王に対しての思いやりがない」と批判した。
Photo : Getty Images
ヘンリー王子はここ最近、兄ウィリアム王子との不仲が報じられており、公式行事でロイヤルファミリーが揃うことも以前に比べて少なくなっていた。それだけに今回の発表は、王室内の関係が悪化していることを裏付ける結果に!?
今年10月、ドキュメンタリー番組でメディアと国民からのバッシングに心を痛めていることを明かしているヘンリー王子夫妻。ヘンリー王子のメディア嫌いの背景には、母親であるダイアナ元妃(享年36)がパパラッチによる過剰な追跡で命を落としたという悲しい過去があるだけに、メディアの容赦ない誹謗中傷にさらされていることに同情の声も……。
同月、盗聴され私信を無断で公開されたとして『Daily Mail Online』の姉妹タブロイド紙を提訴するなど、対抗姿勢を隠さないヘンリー王子とメーガン妃。そういった経緯もあり、今回の発表によってメディアの報道が一層ヒートアップしている模様。ヘンリー王子夫妻とイギリスメディアのバトルはいつまで続く!?
text : Saki Wakamiya