エリザベス女王(93)が65年にもわたって務めてきたチャリティ団体のパトロン役を引き継いだキャサリン妃(37)。クリスマスファッションでイベントに初参加。
2019年12月3日(現地時間)、英王室はキャサリン妃(37)が慈善団体「Family Action」のパトロン(支援者)の役割をエリザベス女王(93)から引き継いだと発表。翌12月4日(現地時間)にキャサリン妃はさっそく新たな仕事に着手! 同団体のイベントに初参加した。
「Family Action」は、メンタルヘルス、DV、薬物依存、貧困などの問題を抱える家族を支援する慈善団体で、エリザベス女王は65年間という長きにわたりパトロンを務めていたのだとか。
この日のイベントは、同団体が支援する子供たちとクリスマスツリーを選んだり、ツリーに飾るオーナメントづくり、トナカイのエサづくりなど、クリスマスムードあふれるもの。
キャサリン妃はグリーンのニットに赤いジャケットという、ホリデーシーズンにぴったりなファッションで参加!
イベントでは参加していた子供たちと気さくにトークも楽しんでいたというキャサリン妃。
巻き毛のアリアという8歳の女の子には「どうしたらそういうウェーブヘアになるの?」と質問。アリアが「髪を編んだまま寝るの」と答えると、「今夜やってみるわ。私の髪もあなたみたいになるといいな」と語ったとか。
また、ポピーという女の子がクリスマスに欲しいプレゼントとして「ユニコーンか空を飛ぶペガサス、それにポニーとギターが欲しい」とちょっと欲張りな要望を上げると、キャサリン妃は笑いながら「ギターはいいわね。みんなで楽しめるし、歌えるわ」とコメント。
さらに、4歳の女の子には、「シャーロット(4)と同い年ね」と語り、男の子が「僕、僕」と手をあげてキャサリン妃の注意をひこうとしたときは「ウチのルイ(1)と同じだわ。僕、僕、僕って言いながら、どこにでも私について来たがるのよ」と、ルイ王子のかわいらしいエピソードを披露。帰り際にバラとアザミの花束をプレゼントされると「ジョージ(6)はアザミが大好きなの」と喜んでいたそう。
一方で、イベントに同席していたシングルマザーの女性が「クリスマスはプレゼントの大きさの競争になっていてストレスを感じます」と語ると、キャサリン妃は「SNSには大きなプレゼントを投稿するのではなく、クリスマスの本当の意味を伝えるべきですよね」と応じ、「あなたは母親として素晴らしい仕事をしているわ」と励ましたとのこと。
そんな気さくで子育て中のママでもあるキャサリン妃と会い、会話できたことに、参加者の親たちはみな大感激。彼らにとって、キャサリン妃と過ごした時間が一足早いクリスマスプレゼントになったよう!
text:Makiko Ota