新型コロナウィルスの流行を受け、ウィリアム王子(37)&キャサリン妃(38)がロンドンにある救急コールセンターを訪問。キャサリン妃は春らしいピンク色のスーツ姿で登場し、スタッフを激励した。
2020年3月19日(現地時間)、ウィリアム王子(37)&キャサリン妃(38)夫妻はロンドンにある救急コールセンターを揃って訪問。新型コロナウィルスの影響により24時間体制で対応にあたるスタッフに感謝を伝えた。
英誌『Hello!』によると、この日キャサリン妃が着ていたスーツはマークス&スペンサーのもの。
普段はフェミニンなスカートやドレスをチョイスすることが多いキャサリン妃だが、この日は珍しくパンツスーツ。くすんだピンクにライトグレーのシューズを合わせ、春らしくも上品なスタイリングに仕上げた。
女性らしくもきっちりとした印象のピンク色のパンツスーツは、各国の王室プリンセスの公務ファッションとして人気のアイテム。スペインのレティシア妃(47)も、今月6日にマドリードで行われた性的搾取・人身売買の被害者をサポートするAPRAMPの会議で同じくピンク色のスーツを着て出席していたことが報じられている。
新型コロナウィルスの世界的な蔓延で、自宅にいることを余儀なくされる人が多い近頃。ウィリアム王子とキャサリン妃も公務の翌日、インスタグラムの公式アカウントにこの日の様子を投稿し、「私たちは専門家による最新のアドバイスに基づいて行動し、同居する人に症状がある場合などは家にいて、ウイルスの拡散を減らすために不必要な接触を避ける必要がある」と国民に注意を呼びかけた。
今月上旬には、タートルネックのニットにスキニーデニムというカジュアルなスタイルで、ケンジントン宮殿近くの書店へ買い物に出掛ける姿が目撃されていたキャサリン妃。その日もパステルブルーのコートを着用しており、パステルカラーのアイテムで春らしいファッションを楽しんでいる様子。
3月19日(現地時間)にはエリザベス女王(93)と夫のフィリップ殿下(98)が郊外の公邸であるウィンザー城に避難し、ジョージ王子(6)とシャーロット王女(4)も小学校が休校になり自宅学習になるなど、新型コロナウィルスの影響はイギリス王室にも。
予定していた公務がキャンセルを余儀なくされているなか、コールセンターのスタッフを労うために行動したウィリアム王子とキャサリン妃の姿は、国民に元気を与えたはず!
text:Saki Wakamiya