毎年恒例となっているエリザベス女王(94)の誕生日イベントが今年も開催! 例年ロイヤルファミリーが集結し盛大に行われる恒例行事だが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、小規模で行われたと報じられている。
2020年6月13日(現地時間)、イギリスのエリザベス女王(94)が久しぶりに公の場に登場! 女王の94歳の誕生日を祝う公式行事「トゥルーピング・ザ・カラー」がロンドン郊外にあるウィンザー城で行われた。
実はエリザベス女王の本当の誕生日は4月21日なのだが、晴天の多い6月に公式のお祝いをするのが恒例。
毎年ロイヤルファミリーが勢ぞろいする貴重なイベントということで、多くの王室ファンたちがひと目見ようと駆けつけるが、今年のイベントはひと味違ったよう。
なぜなら今年のトゥルーピング・ザ・カラーは“対コロナ仕様”!
毎年恒例となっていた馬車パレードは中止、ロイヤルファミリーが集結することもなく、ソーシャルディスタンスを厳格に保ちながらエリザベス女王のみが参加して行われるなど、例年に比べるとかなり小規模で簡潔な儀式に。
昨年はウィリアム王子(37)&キャサリン妃(38)の次男ルイ王子(2)の初めての公務参加が話題になっただけに、今年はちょっぴり寂しい印象。
「密」を避けながら粛々と行われた同イベントだが、エリザベス女王にとってはロックダウン後、初めての公務。久しぶりに公の場に元気な姿を見せてくれたことで、安心した王室ファンも多いはず。
また、代名詞とも言えるカラフルファッションも健在。ビビッドなピンクやイエロー、ブルーなどの色鮮やかな服を身につけていることが多いエリザベス女王だが、その理由は遠くからでも女王を認識できるようにという心配りからなのだとか。この日は爽やかなグリーンのコートと同色の帽子で、初夏らしいコーディネートを披露。
94歳でもパワフルに公務をこなしたエリザベス女王。今後の公式行事でロイヤルファミリーが勢揃いする日が来るのを期待したい!
text:Saki Wakamiya