ウィスキーやシャンパンに続き、新しいお酒「バッキンガム・パレス・ジン」を発売した英王室。エリザベス女王(94)の庭園にある植物を使うなど、スペシャルな仕上がりに!
2020年7月13日(現地時間)、エリザベス女王(94)が設立した慈善団体「ロイヤル・コレクション・トラスト」が、新しいお酒「バッキンガム・パレス・ジン」を発売することを発表した。
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このお酒は、シトラスやハーブを基調に、12種類のボタニカルを香りづけとして使用。そのうち、レモンバーベナ、ホーソンベリー、ローリエ、クワの葉は、なんとエリザベス女王の庭園から採ったものだとか!
250種類以上の植物を育てている同庭園は、バッキンガム宮殿が誇る名スポットのひとつ。特に材料に挙がっているクワは、ジェームズ1世が統治していた17世紀に植えられたものであることも明らかになっている。
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そんな贅沢感あふれる「バッキンガム・パレス・ジン」の価格は、40ポンド(約5,400円)と意外にお手頃。現在オンラインショップでは完売してしまったため、プレオーダーを受付中だが、配送はイギリス国内に限定されている。
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実は、エリザベス女王は大のお酒好き。ロイヤルファミリーの専属シェフを長年務めていたダレン・マグレディ(58)によると、女王は毎日必ずアルコールを口にしていたそう。
お気に入りは、ジンとデュボネを組み合わせたカクテル。氷をたっぷり入れ、レモンを添えたものを、ランチの前に好んで飲んでいたとか。「バッキンガム・パレス・ジン」は、ジンを愛するエリザベス女王のアイデアかも?
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これまでもオリジナルのウィスキーやシャンパン、ポートワインを発売し、好評を得てきた英王室。女王の庭園から材料を集めたこのスペシャルなお酒も、ロングセラーとなる可能性大!
text:Kyoko Kawaguchi