コロナ禍における公務でキャサリン妃(38)が着用していたドレスに注目したい。自国のブランドを愛する想いが込められたファッションとは?
コロナ禍のいま、スペイン王室のレティシア王妃(47)やベルギー王室のマティルド王妃(47)など、世界各国のロイヤルファミリーの“マスクファッション”に注目が集まっている。
特に、ドレスと同柄のマスクを合わせたマティルド王妃のファッションは「素敵すぎる!」と、世界各国のロイヤルファンから称賛の声が寄せられるほど!
そんなロイヤルファミリーの華麗な“マスクファッション”に熱い視線が注がれるなか、別の角度からそのスタイルに関心を寄せられるロイヤルファミリーが。その人物とは、王室界随一のファッショニスタと呼び声が高い、英王室のキャサリン妃(38)。
理由は、コロナ禍における公務中にキャサリン妃が着用していたドレスやシューズのほとんどが英国ブランドのものだったから。
新型コロナウイルスの感染拡大により、悪化する英国経済。同国のファッションブランドは強力なサポートを必要としていると言われている。そこでキャサリン妃がとった行動が自ら着用するということ。彼女が身に着けることにより宣伝効果が期待できると考えてのよう。
2020年6月28日(現地時間)、ノーフォークにあるホスピスのヌークセンターを訪問したキャサリン妃。フェイスフル ザ ブランドというバリ島発のブランドのドレスに合わせたシューズは、多くのセレブを顧客に持つ英国ブランド、ラッセルアンドブロムリー。
2020年7月5日(現地時間)、国民保健サービス(NHS)設立72周年を記念し、夫ウィリアム王子(38)とともにクイーン・エリザベス・ホスピタルを訪問した際に着用したエレガントなブルーのドレスは、ビューラ・ロンドンのもの。キャサリン妃が得意とするエレガントなスタイルにマッチするドレスを多数手がけており、かねてからたびたび、同ブランドを愛用。
また2020年7月14日(現地時間)、英テレビ番組『BBCエデュケーション』のプロジェクト「タイニー・ハッピー・ピープル」のローンチイベントにてチョイスしたドット柄のドレスは、ロンドン発のブランド、エミリア ウィックステッドのもの。同ブランドもキャサリン妃御用達として有名で、英国らしい品の良さとかわいらしさが相まった絶妙なバランスが特徴。
2020年7月23日(現地時間)、ウィリアム王子とともに新型コロナウイルス感染症対策を行う団体の代表者と会談を行った際には、ライトブルーのアクセントが爽やかな印象のシャツドレスを着用。こちらは、ロンドン発の人気ブランド、スザンナ。
夏らしいスザンナのシャツドレスにすっかり魅了されている様子のキャサリン妃。2020年8月4日(現地時間)、シェフィールドにある子育て支援団体「ベビーベイシックス」を訪問した際も、同ブランドより、エレガントなホワイトのシャツドレスをセレクト。
そして2020年8月5日(現地時間)、ウィリアム王子とともにウェールズのバリー島を訪問したキャサリン妃。クラシックなフラワープリントのシャツドレスは、お気に入りのブランド、エミリア ウィックステッドのもの。
公務へ出席されるたび、そのスタイリングが世界中から熱い注目を受けるキャサリン妃。そんな自身の「特技」をサポートに変える手腕に、エリザベス女王をはじめとした英王室のメンバーも誇りに思っているはず!?
text:Mayu Yamamoto