1966年にイギリスから独立したカリブ海の島国・バルバドスが、2021年までに完全にイギリスから独立し共和国になることを宣言。新たな国家元首にはバルバドス島出身者を望ましいということから名前が挙がったのが、バルバドス島が誇るスーパースターのリアーナ(32)!
今月、カリブ海に浮かぶ島国・バルバドスが、2021年までにイギリスから完全に独立する予定であることが発表された。すると、バルバドス島出身の歌姫リアーナ(32)を「新たな国家元首にすべき!」と熱望する声がツイッターなどで続出!
バルバドスは現在、イギリス連邦に属する独立国家。2020年9月16日(現地時間)、バルバドス政府は「植民地であった過去を完全に捨て去る時が来た」と述べ、2021年11月までにイギリスのエリザベス女王を国家元首から解任し、共和制に移行するという声明を発表した。
するとツイッターでは、バルバドス島で生まれ育ったリアーナを元首に!と熱望するファンの投稿が続々。
「リアーナがバルバドスの女王になる。そう予想するよ!」「リアーナがバルバドスの真の女王だってことに、みんなが賛同してる」「とにかく、バルバドスにはすでに女王がいる。その名はリアーナだ」などの投稿が相次いだ。
完全独立すれば王制は廃止されるので「女王」は不在に。しかしツイッターでは、バルバドス島で生まれ育ったリアーナを元首に!と熱望するファンの投稿が続々。
リアーナはバルバドスの首都ブリッジタウンで生まれ育ち、10代の頃にレコードプロデューサーにスカウトされてレビュー。渡米して歌手として大ブレイクすると、バルバドス島きっての大スターに!
2017年にはセント・マイケル教区にある通りが「リアーナ・ドライブ」に改称され、2018年にはバルバドスの公式アンバサダーに就任。新型コロナウイルス感染拡大の渦中には、70万ドル(約7,300万円)分の人工呼吸器を母国のために購入したとも報じられている。
毎年8月に行われるバルバドス島伝統の収穫祭「クロップ・オーバー・フェスティバル」にも必ず参加しているリアーナ。フィナーレを飾るパレードでは、毎年ド派手な衣裳をまとって登場。昨年は、ピンク色の羽があしらわれたゴージャスなミニドレス姿で、会場の視線を独占した。
バルバドスの支援活動に積極的に参加するなど、地元愛にあふれるリアーナ。元首とまではいかなくても、新たな再出発をするバルバドスのシンボルとして、今後も君臨し続けることは間違いない!?
text:Saki Wakamiya