初めて男女平等裁判に挑み勝利を勝ち取ったルース・ベイダー・ギンズバーグ米最高裁判事死去のニュースに、ジェニファー・ロペス(50)、マライア・キャリー(50)ら大物セレブが続々と追悼メッセージを投稿。
2020年9月18日(現地時間)、87歳で現役の米最高裁判事だったルース・ベイダー・ギンズバーグ氏が、膵臓がんのため死去したことが最高裁により発表された。報道を受け、多くのセレブたちが、悲しみとその功績を称える追悼メッセージをSNSに投稿した。
ギンズバーグ氏は、若き日の弁護士時代に史上初の男女平等裁判に挑み、歴史的な勝利を獲得した人物。その戦いが『ビリーブ 未来への大逆転』として映画化されるなど、幅広い人々からの尊敬を集め、名前の頭文字をとった「RBG」という愛称で世界中の人々に親しまれていた。
そんなギンズバーグ氏のファンはセレブにも数多く、ジェニファー・ロペス(50)は、婚約者アレックス・ロドリゲス(45)と共にキンズバーグ氏と面会した際の写真をインスタグラムにシェア。
「ルース・ベイダー・ギンズバーグ判事が亡くなったことを知り、ショックを受けています。彼女は男女平等における真のチャンピオンであり、私を含む世界中のすべての女性が尊敬する強い女性でした」
「“最高の自分になるのよ”というあなたの言葉を忘れません。RBG、長い間戦ってくれてありがとう。私たちは、平等、共感、正義のために戦い続けることで、あなたを称えます」と感謝を綴った。
マライア・キャリー(50)も、「人々に尽くしてくれた生涯に感謝します。歴史を変えてくれてありがとう。決して、元には戻さないわ。RIP RBG」と感謝とともに、その功績が引き継がれることを望むツイートを投稿。
また、米ウェブサイト『Deadline』によると、映画『ビリーブ 未来への大逆転』でギンズバーグ氏を演じたフェリシティ・ジョーンズ(36)も声明を発表。
「ルース・ベイダー・ギンズバーグは私たちに希望を与え、誠実さと正義のために立ち上がり、責任を決して軽くとらえない人物でした。この困難な時期において、彼女は、輝かしい道しるべとしての存在、さらにその鋭いウィットと並外れた人間性も、惜しまれることになるでしょう。彼女は多くのことを教えてくれました。いなくなってしまい、とてもさびしく思います」と述べた。
ほかにもケイティ・ペリー(35)、ゾーイ・サルダナ(42)、デミ・ムーア(57)、ジャスティン・セロー(49)、ロバート・ダウニー・Jr.(55)など、数え切れないほどのセレブが追悼を表明。
そうしたなか、エヴァ・ロンゴリア(45)は、ギンズバーグ氏への感謝とともに、「RBGが私たちのために戦ったように、(我々も)戦いましょう!」と発信。投票へ行くよう、ファンに呼びかけた。
アメリカでは11月に大統領選挙が行われるが、ギンズバーグ氏の死去により、最高裁判事の後任人事も注目の的に。大統領選挙に向けて、今後はセレブの間でも政治をめぐる熱い論争が繰り広げられることになりそうだ。