セレーナ・ゴメス(28)がインスタグラムで「ありのままの姿」を披露し、大きな反響を呼んでいる。
米誌『TIME』の「世界で最も影響力のある100人」に、アーティスト部門で選出されたセレーナ・ゴメス(28)。SNSでの注目度も群を抜いており、インスタグラムのフォロワー数は世界5位をマーク! そんな彼女が2020年9月24日(現地時間)に投稿した、水着写真が大きな話題を呼んだ。
プールを背景に、友人のテレサ・マリー・ミンガスが手掛けるスイムウェアブランド、「La'Mariette」の水着姿を投稿したセレーナ。一見、ごく普通のポートレートに思えるが、右太腿の内側に大きな傷跡が。
セレーナによると、この傷跡は2017年に受けた腎臓移植手術によるもの。写真とともに、「手術後は、この傷を見せることに抵抗があった。傷が隠れるような服を選んで着ていたわ。でも今は、自分が経験してきたことに自信が持てるようになった。(この傷を)誇りに思ってる」と打ち明けた。
2015年10月、自己免疫疾患のひとつである全身性エリテマトーデスを患っていることを公表したセレーナ。2016年8月には活動休止を宣言し、2017年の夏頃に腎臓移植の手術を受けたと見られている。同年9月、腎臓のドナーになってくれた友人フランシア・ライサと術後に手を取り合うツーショットをインスタグラムに投稿した際には、世界中からエールが!
術後はみるみる元気を取り戻し、多方面で精力的に活動していたセレーナ。しかし人知れず、傷跡に対して悩みを抱えていたよう。そんな彼女の勇気ある写真と告白に、今回もまた、多くのファンから称賛の声が寄せられた。
9月初旬には、自身初のプロデュースとなるコスメブランド「Rare Beauty(レア ビューティ)」をローンチ。ブランド名には、「それぞれの個性や不完全な美しさを肯定し、誰でもありのままの姿が特別(=レア)である」というメッセージが込められているそう。
自身の弱さ・苦悩を赤裸々に明かし、人々の共感を呼んできたセレーナ。困難を乗り越えながら成長し続ける彼女の姿から、ますます目が離せなくなりそうだ。