今年のグラミーで主要4部門を制覇し、話題をかっさらったビリー・アイリッシュ(18)。今度は外出時に見せた、普段とは違うファッションが話題に!
2020年のグラミー賞にて、史上最年少で主要4部門を含む5部門を受賞し、大きな話題を呼んだビリー・アイリッシュ(18)。そんな彼女のアイコニックファッションといえば、オーバーサイズでボディラインを強調しない「バギースタイル」。
デビュー以来、授賞式のレッドカーペットでもバギースタイルを貫いてきた彼女が、なんとキャミソール&ショートパンツ姿で外出!
普段の「バギースタイル」とは一線を画す、ボディラインが現れた服装が話題の的になっているビリー。
大胆なビキニ姿はもちろん、トップレス写真を公開することも少なくない海外セレブたち。しかし彼女のキャミソール姿がここまで注目されるのには、理由がある。
「私が着心地を優先したら、女性らしくないと言われる。重ね着をしなければ、ふしだらな女と言われる。私の身体を見てもいないのに、勝手にジャッジされ、私のためにジャッジを下す。それはなぜ? 私たちはサイズを基準に、人々について想像を巡らすからよね」
かつて雑誌のインタビューで、こう語っていたビリー。ボディ・シェイミング(体型批判)への反論として、バギースタイルで体型を隠していることを示唆していた。
しかし3月から始まったワールドツアー「Where Do We Go? 」のステージでは一転、パフォーマンス前のショートムービーにて下着姿を披露。
動画内では、「私の服に文句を言う人がいれば、賞賛する人もいる。それを他の誰かを傷つけるために使う人もいれば、私を傷つけようとする人もいる」と、バギースタイルが露出の多いファッションへの批判にもなっていることを指摘した。
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その発見が、彼女の意識を変えたのか? 体型を隠さないスタイルに挑戦したビリー。しかし今回の写真が報道されるなり、彼女のボディを「自粛太り」などと指摘する声が次々と浮上。またも、ボディ・シェイミングの標的となってしまった。
するとビリーは、直後にインスタグラムを更新。タンクトップ姿の写真とともに、「本当に時代を逆行したいの?」というメッセージを発信した。一部のファンはこれを「ボディ・シェイマーたちへの注意」と受け取ったようだが、一方では「新型コロナウイルスの影響で中断されていた新曲リリースの予告では?」と予想する声も。
体型を隠す、隠さないに関係なく、どちらも根底にあるのは「誰の目も気にせず、自分が着たいものを着る」というモットー。どんなスタイルでも自分らしくあり続ける彼女のメッセージに、今後も注目したい!
text : Mariko Peeling