映画『ハリー・ポッター』でぽっちゃり体型のいじわる少年役を演じたハリー・メリング(31)が今、注目度急上昇中! きっかけは今年Netflix作品に立て続けに出演したこと。週刊誌の取材に対し、見違えるようにスリムな体型になったワケについても告白した。
『ハリー・ポッター』シリーズにダドリー役として出演していた、俳優のハリー・メリング(31)。ぽっちゃり体型ないじわる少年役を演じたハリーは現在、すっきりと痩せて名バイプレーヤーとして引っ張りだこの人気俳優になっていたことが判明!
ハリーが映画『ハリー・ポッター』で演じたのは、ダニエル・ラドクリフ(31)扮するハリー・ポッターが居候するダズリー家の息子役。ハリーは当時ぽっちゃり体型で、なんとも憎たらしい少年役を見事に演じていた。
第一弾となった『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開されてから約19年、ハリーは現在31歳に。最新インタビューで当時を振り返り、「(『ハリー・ポッター』シリーズで)有名にならなかったことを、今はありがたく感じているよ。おかげで、新しいスタートを切れたからね」と語った。
そんなハリーは、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化した今年の春以降だけで、シャーリーズ・セロン(45)主演のアクション映画『オールド・ガード』、トム・ホランド(24)主演のスリラー映画『悪魔はいつもそこに』、ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』など、3本の作品に立て続けに出演。
米誌『People』の取材に対し、「みんなが僕を見飽きないように願っているよ」と冗談を交えながらも、「残念なことではあるんだけど……正直なところ、(新型コロナウイルスの影響で)自由に外出することができなくなったとき、みんながNetflixを拠り所にしていた。僕にとっては、奇妙だけど素晴らしいことだった」と告白したハリー。新型コロナウイルスの影響で自身の注目度が上がったことについて、複雑な心境を明かした。
また、ハリーは『ハリー・ポッター』に出演し始めた当初に比べて体型がぐっとスリムに。第1弾から約10年後に公開された最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の撮影時には、痩せすぎてキャストから外されそうになったため、ファットスーツを着てなんとか乗り切ったというエピソードを披露。
「痩せ始めたときは自分でも気が付かなかった」と語ったハリー。「18歳の頃から演劇スクールに通い始めたんだ。痩せることは僕が望んだことではなかったんだけど、ちょうどその頃から体重が減っていった」と言い、大人になる過程で自然とスリムになったことを明かした。
ハリーは『ハリー・ポッター』シリーズの終了後も、映画『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』や『バスターのバラード』などでキャリアを積み重ねていたが、今年出演した作品で演じた悪役やエキセントリックな人物を怪演したことで、一気に注目度がアップした模様。名バイプレーヤーとしてのハリーの今後の活躍から目が離せない!
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text:Saki Wakamiya