コロナ禍でも盛大なバースデーパーティを行い、連日批判が殺到しているカーダシアン&ジェンナー一家。ここにきて、長女のコートニー・カーダシアン(41)がマスク着用に対して無責任な発言を行い、再び人々のひんしゅくを買うことに!
セレブ界きってのお騒がせファミリーとして、世間を驚かせ続けているカーダシアン&ジェンナー家。先日、盛大なパーティを開催し非難の的となったばかりのキム・カーダシアン(40)、ケンダル・ジェンナー(25)に続き、今度は長女のコートニー・カーダシアン(41)がトンデモ発言! またも大炎上を巻き起こした。
先日、インスタグラムのストーリーを更新したコートニー。公開したブルーのマスクの写真に添えられていたのは、「ブルーのマスクには発がん性がある」というメッセージ!
その内容は、以下の通り。
「スーパーや飛行機内で着用が義務づけられているこれらのブルーのマスクは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)できている。これは、発がん性のある合成フッ素樹脂。“Cancer.Org”によれば、肝臓や睾丸、膵臓、腎臓、乳房腫瘍のリスクに加え、潰瘍性結腸炎、甲状腺疾患、妊娠高血圧腎症、高コレステロールのリスクも高める。接触し続けるとインフルエンザのような症状や肺出血、それによる窒息を引き起こす可能性がある」
正式なエビデンスを示さず、マスクの発がん性を主張したコートニー。そんな彼女は、1億人以上のフォロワー数を誇る、グローバルなインフルエンサー。その影響力は計り知れないからこそ、医者たちをはじめ、多くの人が怒りを露わに!
イギリスの国民保健サービスに勤めるジョシュア・ウールリッチ医師は、コートニーを名指しでツイート。「ソーシャルメディアを使ってマスクに発がん性があると主張することは、誰がしても問題だが、1億人以上のフォロワーがいるコートニー・カーダシアンがするなんてね。全く馬鹿げている」と、厳しい言葉で批判。
さらに、コートニーが参照したという“Cancer.Org”の運営元であるアメリカがん協会の最高医学科学責任者、ウィリアム・キャンス博士までも、『New York Post』紙の取材で反論!
「マスクのポリテトラフルオロエチレンに発がん性があるという主張を裏付ける証拠はありません。私はがん専門医として、医療に従事する多くの同僚と同様に、患者を守るため長年マスクをつけています」と語り、コートニーの投稿はでたらめだと主張した。
Photo:Instagram(kimkardashian)
カーダシアン&ジェンナー姉妹のコロナ感染対策についての批判は、これだけではない。先日はキムが海外で盛大な誕生日パーティを開き、さらにそれらの写真を立て続けに投稿したことで炎上したばかり。
さらに、その直後に25歳の誕生日を迎えたケンダル・ジェンナーが、100人以上を集めた密なパーティを開催。またも多くのバッシングを受けていた。
どれだけ批判を浴びても、「マイ・スタイル」を貫き続けるカーダシアン&ジェンナー家族。今のところキムもケンダルも沈黙を貫いているが、果たしてコートニーはどのように対応するのか。
text : Mariko Peeling