史上まれに見る大接戦となったアメリカ大統領選挙。11月7日(現地時間)に民主党ジョー・バイデン氏(77)の当選が確実となったことを受け、ハリウッドでは続々と歓喜の声があがった。
2020年11月3日(現地時間)に投票が行われた米大統領選挙は、大接戦のすえに、2020年11月7日(現地時間)、民主党のジョー・バイデン氏(77)の当選が確実になった。
同日夜、バイデン氏は地元デラウェア州ウィルミントンで演説し、勝利を宣言。「私は、分断するのではなく、団結させる大統領になると誓います。赤でも青でもなく、合衆国にします」と、その意気込みを語った。
さらに、ドナルド・トランプ大統領(74)に投票した人々に向けて「今夜のみなさんの失望は理解できます。私も何度か選挙で負けたことがあります。ですが、今はお互いにチャンスを与え合いましょう。今こそアメリカを癒やす時です」と、歩み寄りを呼びかけた。
また、バイデン氏の勝利により、カマラ・ハリス上院議員(56)が女性として、黒人として、アジア系としても初めて副大統領に就任することも確実に。
ハリス氏は「私は初の女性副大統領になりますが、私が最後ではありません。今夜、これを見ているすべての小さな女の子たちが、アメリカは可能性の国だと理解するからです」とスピーチした。
この結果を受け、クリッシー・テイゲン(34)&ジョン・レジェンド(41)夫妻は、ウエストハリウッドのストリートに車で現れ、地元の人々によるお祭り騒ぎに参加。さらにクリッシーはインスタグラムで「民主主義は回復し、信念は蘇った」とコメント。
ほかにも多くのハリウッドセレブが、ツイッターやインスタグラムを通じて歓喜のメッセージを発信した。
「ジョー・バイデン、カマラ・ハリスとアメリカの人々へ。あなたたちは史上最高の優しさと勇気を世界に示したわ。私たちの新しい指揮官と初めての女性副大統領を、ただただ愛している」
ー レディー・ガガ
「カマラ・ハリスが歴史を作り、世界中の女性にとって素晴らしい1日となった。おめでとう、マダム副大統領」
ー グウィネス・パルトロウ
「歴史を作り、限界をうち破った勝者たちの顔よ!!!! ふたりに、そしてアメリカの人たち、おめでとう!! これからやらなきゃいけないこと、元に戻さなきゃいけないことがたくさんある。レッツゴー! アメリカを誇りに思うわ」
ー リアーナ
「ジョー・バイデン大統領とマダム副大統領カマラ・ハリス!」
ー カーリー・クロス
「やったわ!! アメリカが戻ってきた!! 神様ありがとう! 民主主義が勝った!!! アメリカに神のご加護を!!!!!!」
ー エヴァ・ロンゴリア
「私たちの第46代大統領、ジョー・バイデン!!!! 私はあなたが次期大統領になるとわかっていたので、この写真を投稿するのを待ちわびていた。今日、私たち何百万人ものアメリカ人が投票の困難さを克服し、コミュニティを動員し、記録的な数字を投票したことを祝いましょう。これは私たちの選挙で、私たちは一緒に勝利した。まだまだ仕事はたくさんあるけれど、今日は一緒に祝いましょう」
ー デミ・ロヴァート
As a woman, and as a mother, today’s news makes me immensely proud.
— Charlize Theron (@CharlizeAfrica) November 7, 2020
I can look at my kids and finally tell them they live in a country that has chosen character and humanity over hate. #BidenHarris2020
「女性として、母親として、今日のニュースをとても誇りに思う。ついに、子どもたちの目を見て、彼らが憎しみより人間性と人柄を選んだ国に住んでいると言えるわ」
ー シャーリーズ・セロン
What a tremendous moment in our nation’s history ! 🇺🇸 Congrats to our new President @JoeBiden and the First Female Vice President in our history @KamalaHarris 🙌🏼🙌🏼🙌🏼
— Reese Witherspoon (@ReeseW) November 7, 2020
「私たちの国の歴史において、なんて素晴らしい瞬間でしょう。新大統領のジョー・バイデン、そして私たちの歴史のなかで初めての女性副大統領、カマラ・ハリス、おめでとう!」
ー リース・ウィザースプーン
「世界に喜びを!!! ありがとう、ジョー・バイデン、カマラ・ハリス」
ー マライア・キャリー
ただし、バイデン氏の当選確実が伝えられる一方で、現大統領のトランプ氏は「この選挙はまだ終わっていない」と敗北宣言を拒否。法廷で争う姿勢をみせている。今後もしばらくは、目が離せない状況が続きそうだ。