この度ロイヤル・トレインにて、パンデミックの中第一線で働く医療従事者らへの表敬ツアーを行ったウィリアム王子(38)とキャサリン妃(38)。訪問先はもちろん、キャサリン妃のファッションにも注目が集まっている。
2020年12月6日(現地時間)から3日間に渡り、パンデミック下で働き続ける医療従事者らへ感謝を伝える“サンキューツアー”を決行した、英国王室のウィリアム王子(38)とキャサリン妃(38)。
最終日の12月8日(現地時間)は、ウェールズの首都カーディフ、そしてイングランドのバース郊外、レディングを回ったふたり。最終訪問地となるレディングでは、キャサリン妃にとって、とても思い出深い場所を訪問することとなった。
そこは、約39年前の1982年の1月、キャサリン妃が生まれたロイヤル・バークシャー病院。キャサリン妃の実家があるバックルベリーの近くに位置する同病院は、キャサリン妃はもちろん、妹ピッパ・ミドルトン(37)や弟のジェームズ・ミドルトン(33)も誕生しており、ミドルトン家とは所縁の深い場所でもある。
到着すると、病院の会長に「おかえりなさい」と歓迎を受けたキャサリン妃。病院前ではウィリアム王子と共に、看護師や助産師らと仲良く談笑し交流を図った。
そして今回のツアーでも、キャサリン妃のファッションが話題に!
3日目は、赤とタータンチェックを基調にしたクリスマスシーズンらしいスタイリング。同柄のロングマフラー&ロングスカートは、エミリア ウィックステッド。アレキサンダー マックイーンの赤のロングコートを合わせ、インナーやシューズ、バッグは黒で統一。
洗練されたタータンチェックスタイルは、「おしゃれ!」「タータンチェックの女王」とSNSでも称賛を浴びた。
前日の7日は、スコットランドを訪問。鮮やかなブルーのコートは妃御用達ブランド、キャサリン・ウォーカーのもの。この日も小物やシューズは黒でまとめ、コートのカラーを引き立たせた。
同日、ボランティア活動を行う団体の施設や、オールド・スミスフィールド・マーケットを訪問する際には、動きやすいパンツ姿にチェンジ。ノルディック柄ニットで、またもホリデーシーズンをテーマに。
初日の6日には、アレキサンダー マックイーンのカーキカラーのコートを主役に、ヨークスカーフのロングマフラーをON。赤を首元に添えることで、キリッとしたミリタリーカラーのスタイリングをぐっと華やかに仕上げた。
過密なスケジュールながら、美しい笑顔、ファッションで人々を明るく元気づけたキャサリン妃。残り2週間を切ったクリスマスには、どんなスタイリングを披露してくれるのか!?
text : Mariko Peeling