愛犬を散歩させていた男性が銃で撃たれ、愛犬が誘拐されるというショッキングな事件が起きたレディー・ガガ(34)。身をていして愛犬を守ろうとした男性の治療費を全額支払うという。
散歩代行をしていたライアン・フィッシャー(30)が撃たれ、愛犬2匹が誘拐されるという悲劇に見舞われたレディー・ガガ(34)。その後2匹は無事に保護されたが、ライアンは胸を撃たれるなど負傷。そんななか、ガガは彼の医療費を全て負担する意向であることが明らかに!
英紙『デイリー・ミラー』に語った関係者によれば、「ガガはライアンに起こったことは本当に恐ろしいことであり、彼がきちんとケアされることを願っている」と述べているとのこと。また「彼を心から尊敬し、その勇敢さに恩義を感じている」というガガは、約1,000万円と言われる治療費を全額払うという。
この事件が発生したのは、2021年2月24日(現地時間)。ガガの愛犬3匹を散歩代行をしていたライアンが男性2人に銃撃され、コージ、グスタヴ、ミス・アジアの3匹のうち、コージとグスタヴの2匹が誘拐された。ミス・アジアは難を逃れ、のちに警察に保護されていた。
イタリアで映画の撮影中だったガガは、この事件を知りSNSを更新。
「私の愛犬、コージ、グスタヴがハリウッドで誘拐されました。私の心は痛み、家族が無事で、再び一緒になれることを心から祈っています。彼らが無事に戻ってくるためなら、50万ドル(約5,000万円)を支払います。偶然に彼らを見つけたとしても、報酬金は同額です。そして命の危険を冒してでも、私の家族を守ろうとしたライアン・フィッシャーを愛し続けます。あなたは私の永遠のヒーローです」と、悲痛な心中とともに、ライアンへの感謝を綴っていた。
そして事件の2日間後、2匹は女性の通報により無事保護。現時点で、この女性と事件は無関係であると言われ、報酬金も支払われるとされている。また、銃撃されたライアンも、全快する見込みだそう。
病院に搬送された際のライアンは、呼吸困難に陥っていたという情報も。そのため当時のガガは、我も忘れて憤慨していたという。今後、犯人がきちんと捕まることを祈るばかりだ。
text : Mariko Peeling