女性養蜂起業家育成プログラムのアンバサダーを務めるアンジェリーナ・ジョリー(45)が、大量のミツバチにたかられる衝撃の動画を公開! 体を張った撮影で周囲を驚かせた。
アンジェリーナ・ジョリー(45)が、2021年5月21日(現地時間)の「世界ミツバチの日」を記念して動画に出演。無数のミツバチにたかられるという衝撃映像に、世界中から驚きの声が上がった。
アンジェリーナの動画が公開されたのは、地理学や人類学、自然・環境学を取り上げる米誌『National Geographic』の公式インスタグラム。
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)とフランスのコスメブランドGUERLAIN(ゲラン)が立ち上げた、女性養蜂起業家育成プログラム「Women for Bees(ウーマン・フォー・ビー)」のゴッド・マザーを務めるアンジェリーナ。生態系におけるミツバチの重要さを広める目的で、この動画に登場した。
アンジェリーナは「ミツバチは時に危険で、刺されたりすると思われています。では、どうすればミツバチと共存できるのでしょうか。私たち地球上の生き物は、この地球を共有し、お互いに影響を受けています。そう感じるべきだと思いますし、私も実際にそう思うようになりました。このような体験ができてとても光栄ですし、幸運だと感じています」とコメントした。
大量のミツバチが登場する撮影には、様々な苦労があったそう。まずアンジェリーナは、ミツバチの嫌うシャンプーや香水の匂いが体に残らないようにするため、3日間もシャワーを浴びないように指示されていたそう。さらに撮影当日は、ミツバチが体に集まるよう、女王バチのフェロモンを体に塗ったとか!
この投稿をInstagramで見る
しかもアンジェリーナ以外のスタッフは防護服を身につけるという完全防備で、ミツバチを刺激しないために撮影は暗く静かな中で行われたという。アンジェリーナは約20分間ほとんど微動だにせず、一度もミツバチに刺されることなく無事に終えたそう。
「ヘアメイクをした後に、女王バチのフェロモンを体に塗るという体験はとても面白かったわ」と撮影の感想を語ったアンジェリーナ。「鼻や耳の穴にミツバチが入ってこないよう栓をした」ことや、スカートの中に1匹のミツバチが入り込み、「刺されるには最悪の場所だなと思った」「(スカートの中に蜂が入るなんて)まるで昔のコメディ映画みたいだった」と、撮影の裏側を明かした。
アンジェリーナは自身も女性養蜂起業家育成プログラム「Women for Bees」に参加しており、今後フランスにて養蜂家に必要な知識や実技の訓練を受ける予定。「女性養蜂家の自立と地域社会の向上につながれば」と語り、プロジェクトの参加に意欲を見せた。ますます活躍の幅を広げるアンジェリーナが今後どんな活動に取り組むのか、楽しみだ。
text:Saki Wakamiya